任天堂オブアメリカは2名の創業期からの役員の退社を発表しました。
フィル・ロジャース氏は任天堂オブアメリカが『ドンキーコング』を大ヒットさせた直後の1982年6月に正式に入社しシアトルの現在の本社の土地買収に当たり、その後はオペレーション部門を担当し、最後はオペレーション担当上級副社長でした。今後は趣味の旅行を楽しみたいとのこと。
フィル・ボルコフスキ氏は1987年10月に25年間の業界での経験を持ち任天堂に入社し、任天堂独自の在庫管理システムの開発を指揮すると共に、米国にライセンシータイトルを引き込むという役割を果たしました。今後は古いコルペットを乗り回しながら、4人の子供と2人のまま子と6人の孫の政調を見守りたいとしています。
ドン・ジェームス氏はフィル・ロジャース氏に代わりオペレーション担当(デザインサービス、エンジニアリング、製品製造、資材調達、製品出荷など)上級副社長の役につきます。同氏は任天堂オブアメリカが設立されてから、荒川氏がスカウトした最初の数人のうちの1人で、1981年8月に倉庫マネージャーとして雇われました。過去22年間、開発指揮から各種デザイン、展示会指揮などあらゆる職につき才能を発揮してきました。
ロブ・トムプソン氏はフィル・ボルコフスキ氏に代わりコンシューマーサービス担当上級副社長に昇進します。同氏は1981年に任天堂に入社し顧客サービスを担当してきました。1986年からは600名を超えた巨大なコンシューマーサービス部隊を指揮してきました。
任天堂オブアメリカの君島達巳社長は「ロジャースとボルコフスキは任天堂の企業文化を作り、世界一流のゲーム会社になる為に多大な貢献をしました。私達は彼らの新しい人生の成功を心から願い、当然とも言うべき昇進をした役員を祝います」とコメントしています。
設立から20年もするとさすがに初期メンバーは減っていきますね。あとは誰が居るんだろ・・・。一覧見たいです。
《土本学》
この記事が気に入ったらフォローしよう
インサイドの最新の話題をお届けします