David Wise: 2人はビデオゲーム音楽の定義において明白に影響力のあった偉大な作曲家です。もう1つの質問に関しては、映画のサントラと同じことだと思います。音楽は物語をサポートするためにあります。アーティストの一部の曲を使うことで成功している作品もありますが、物語の進行など機微を要求する場面で期待に添えてない場合が多いように思います。
Jamie: 私は2人の、特に近藤氏のファンです。彼の音楽はシンプルでいて記憶に残りやすい、ゲームのスタイルに最も適合しています。私は『風のタクト』のサントラはとても素晴らしいと思いました、特に「Dragon Roost Island theme(竜の島?)」は。バンドミュージックに関しては特定のジャンル、ロック/ラップ/パンクをスノーボードゲームに使用するというのは構わないと思います。物語に基づいたゲームでは難しいと思います。レアには音楽を物語に完璧に合わせられる作曲家がいます。
David Wise: 私は個人的に最初のSFCゲームの水のステージが気に入っています。感情的な面からも技術的な面からも。ドンキーコングの音楽はKorg Wavestationというシンセサイザーから発想しました。私はSFCをこのシンセサイザーのようにしたいと思いました。シンセサイザーは予め定義されたシーケンスを再生することができました。沢山の波形を用意してそれを結合して演奏することで素晴らしいものが作れました。
―レアはどんな音楽ソフトを使っていますか
Dave C: 私はレアの音楽チームはアップルのMacを使っていると伝えたい、しかしマイクロソフトと仕事している身なのでそれは言えないね!
《土本学》