IGNの不定期連載「The Nintendo Minute」の第23回にて、任天堂オブアメリカ副社長マーケティング&コーポレートアフェアーズのPerrin Kaplan氏が、5年後のビデオゲーム業界について語っています。
--ビデオゲーム産業とレボリューションは、5年間でどうなると思いますか?
私たちの見解では、「次世代」という言葉を皆使いすぎです。いまやその言葉は、消費者が以前見たことがある・プレイしたことがある事に関する小さなステップを意味しているに過ぎなくなってしまった、と私たちは思っています。
それゆえ、新世代があるのです。それは、乱用されてしまった「ノーマルな」道から離れて、何か真新しいものを、これまで体験したことのないことを作ることです。「新世代」とは、エンターテイメントを体験するまったく新しい方法を意味しています――肉体面において、精神面において、そして最も重要なことですが、感情面において。私たちは、現在の一般的なゲームに関する考え方やアプローチを解体しているところです。業界が生き残るためには、革新的でなくてはなりません、そうでなければ業界は死にゆきます。
真のイノベーションへの道―「新世代」―は活気付いてきています。私たちは、ニンテンドーDSの驚くべきセールスでその証拠をすでに見ることができています。『Nintendogs』、『大人のDSトレーニング』、『どうぶつの森』Wi-Fi、『マリオカートDS』Wi-Fi、などなど。そして、この成功は世界的なものです。
心配しないでください、私たちは、今もこれからも決して私たちのコアプレーヤーを見捨てはしませんし、信頼できて魅惑的なフランチャイズやその他の「コアな」ゲームを提供し続けるでしょう。
任天堂は、「新しい」世代への道の上にいる唯一の会社です。あなた方が今までDSでみてきたようなイノベーションは、まだ最初の一歩に過ぎませんし、レボリューションが据え置きゲーム機をどう変えるかについてのテンプレートにしか過ぎません。あえて言うなら、5年間の間に、私たちの競争相手が「新世代」への道へと我々に合流してくるのではないか、と私たちは思っています。
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