8月4、5日の両日、『Ｅスポーツスタジアム』のステージ1決勝トーナメントが、秋葉原カフェソラーレにて開催されました。開催された競技は、『WARSOW』『Warcraft III』『旋光の輪舞 Rev.X』『Halo 2』の4つ。筆者はそのうちでもRTS絡みということで、5日に開催された『Warcraft III』の決勝トーナメントを観戦してきました。
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夏真っ盛りの8月に東京・秋葉原で開催された「Ｅスポーツスタジアム」。『WC3』部門には今回も強豪達の姿が ※クリックで拡大画面を表示 |
事前のオンライン予選を勝ち抜いて、この日、Ｅスポーツスタジアムの決勝トーナメントへ進んだのは、「Moy（Orc）」「tenti（Undead）」「nemuke（Orc）」「TTaM.TaC.（Undead）」の4名の選手たち。間違いなく強豪と思われるMoy、tentiの両選手に対するのは、昨年度のＥスポーツスタジアムの覇者nemuke選手、そして、今大会最年少の15歳TTaM.TaC.選手。話題性は十分といったところでしょうか。
初見での筆者の印象では、前回覇者のnemuke選手が成長分を見込んで若干有利かなと予想していました。事実、オンライン予選では十分のその強さを発揮し、グループリーグ無敗での予選突破となっており、連覇に向け視野良好だったかと思います。そして、肝心の決勝トーナメントの準決勝の組み合わせは、「Moy選手対tenti選手」「nemuke選手対TTaM.TaC.選手」という新旧同士のぶつかり合いの構図となりました。また、両組み合わせともOrc対Undeadという組み合わせでもあります。似たような展開となるのか、それともまったく違った展開となるのか、始まる前から期待できそうな雰囲気がありました。
まず、Moy選手対tenti選手は、ヒーローのLV差を付けてそのまま押し込んだtenti選手が勝利、完勝と言える内容で決勝へと駒を進めました。一方のnemuke選手対TTaM.TaC.選手は1戦目が『WC3』では珍しい長期戦となり、必死に凌ぐnemuke選手をTTaM.TaC.選手が押し切り決勝へと駒を進めることに。nemuke選手の連覇の夢は潰えました。
こうして、決勝は「tenti選手対TTaM.TaC.選手」、3位決定戦は「Moy選手対nemuke選手」となりました。またまた両勝負ともUndead対Orcのミラーマッチとなりました。ただ優勝者を決めるというだけではなく、現段階のOrcとUndeadでの日本一決定戦という側面も。全選手とも負けられない、負けたくない戦いでしょう。
■期待の決勝戦のゆくえは？
