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【CEDEC2007】須田剛一氏が「パンクの逆襲」を語った

ゲーム開発者向けのカンファレンスCEDECが東京大学で26日〜28日の会期で開催中ですが、2日目の27日16:40からはグラスホッパー・マニファクチュアで現在『NO MORE HEROES』を手掛ける須田剛一氏が登壇し「パンクの逆襲」というタイトルで講演を行いました。本講演は2部構成となっていて、1部は須田氏から今年のGDCの続きとも言える内容で講演があり、2部ではマーベラスの和田氏、ファミ通の加藤氏を迎えてトークセッションという形で進行されました。まず本稿では1部について紹介します。

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ゲーム開発者向けのカンファレンスCEDECが東京大学で26日〜28日の会期で開催中ですが、2日目の27日16:40からはグラスホッパー・マニファクチュアで現在『NO MORE HEROES』を手掛ける須田剛一氏が登壇し「パンクの逆襲」というタイトルで講演を行いました。本講演は2部構成となっていて、1部は須田氏から今年のGDCの続きとも言える内容で講演があり、2部ではマーベラスの和田氏、ファミ通の加藤氏を迎えてトークセッションという形で進行されました。まず本稿では1部について紹介します。

「パンクの逆襲 THE PUNK STRIKES BACK」と題された講演ですが、これは今年3月に米国で開催されたゲームデベロッパーズカンファレンスで須田氏が行った「パンクは死なない PANK'S NOT DEAD」の続きとも言える内容です(「パンクは死なない」に関してはこちらを参照)。様々な技術的な講演が行われるCEDECですが、冒頭で須田氏は「僕の講演は基本的に根性論とか精神論とか暑苦しい話です」と宣言、パンクについての持論が語られました。





須田氏はゲーム開発職という定義から話をスタートし、開発とは開拓+発明であると述べました。開拓の精神と発明の志こそがゲームを作る上での真髄、子供の頃ゲームセンターで見た、文学よりもマンガよりもテレビよりも映画よりも輝く存在、その衝撃が須田氏をずっと動かしてきたそうです。『フロッガー』や『平安京エイリアン』といった斬新な作品が、ゲームセンターに行く度に登場していた時代があり、凝り固まった頭に刺激を与えられてきた、それを自分達で生み出すため、グラスホッパーでは「Let's Punk」「Crash & Build」「Call & Response」という3つのスローガンを掲げているそうです。

パンクゲームを作る上では様々な障害があります。企画が通らない、理解されない、予算が出ない、などなどです。その障害に対しては「Let's Punk」の精神で。開発を進めていく上でのトラブルや成果物の出来不出来など色々な困難に対しては「Crash & Build」で。そしてパブリッシャーとの関係や人間関係といった課題には「Call & Response」で対処していくと定義しています。



ここからは各キーワードについて話されていきました。が、GDCで喋った「Let's Punk」については割愛、まずは「Crash & Build」からスタートします。


《土本学》
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