マイクロソフトは2008年7月22日(火)、北米及び一部ヨーロッパでのXbox 360の新サービスとして、ユーザー自身が作成したXbox 360用ゲームを「Xbox LIVEマーケットプレース」を介してオンライン販売できる「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」を年内よりスタートすると発表した。なお、日本でのサービス開始時期は未定。
本サービスでは、ユーザー(「XNA クリエーターズ クラブ」のメンバー)が無償提供されているゲーム開発環境「XNA Game Studio」を用いてオリジナルゲームを製作する。そして、完成したゲームを投稿し、メンバーによる厳しいレビューをパスした作品は、「Xbox LIVE マーケットプレース」を通じてユーザーに向けて販売できるようになる。
「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」に関して、同社のインタラクティブエンターテイメント ビジネスグループのチーフテクノロジーオフィサーであるクリス・サッチェル(Chris Satchell)氏は、「マイクロソフトが今年からスタートさせる「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」は、ゲーム開発の門戸を広く一般に開放するだけでなく、意欲的なデベロッパーに世界の舞台でゲーム制作者としてのキャリアの第一歩を踏み出す機会を提供するものです。これはデベロッパーとユーザーの双方にメリットをもたらします。ゲームクリエーターの皆さんの意欲を掻き立て、斬新で優れたXbox 360用のゲームを今後も開発していこうという気にさせることは間違いないからです」と述べている。
「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」は、米国・カナダ・ヨーロッパの一部では年内に開始され、2009年以降には他の地域にも展開される予定だ。
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《Gpara.com》