人生にゲームをプラスするメディア

セガサミー、黒字転換・・・コンシューマーゲーム機も黒字化

セガサミーホールディングスが発表した平成22年3月期の業績は、売上高2853億3600万円(前年同期比△7.7%)、営業利益288億6300万円、経常利益276億3600万円、純利益169億4500万円と、減収ながらも黒字転換を果たしました。

ゲームビジネス 市場
セガサミーホールディングスが発表した平成22年3月期の業績は、売上高2853億3600万円(前年同期比△7.7%)、営業利益288億6300万円、経常利益276億3600万円、純利益169億4500万円と、減収ながらも黒字転換を果たしました。

主力である遊技機事業の販売が好調だったのに加えて、部品調達コストなどの見直しで利益率が改善しています。アミューズメント機器は前年を下回りましたが、アミューズメント施設では赤字幅が縮小しました。

コンシューマーゲーム事業も黒字転換を果たしています。欧米市場での『Mario & Sonic at the Olympic Winter Games』(567万本)や国内で人気の『ファンタシースターポータブル2』(54万本)などのタイトルがありました。また『ベヨネッタ』は110万本、『Football Manager 2010』が74万本でした。

販売本数は前年同期の2109万本と比較して1673万本と20%の減少でしたが、研究開発費(コンシューマーゲーム事業のみ)も234億円から160億円と約3割圧縮されていて、タイトル数(SKU)も58本から39本となり、タイトル数の絞り込みが功を奏した形と言えそうです。

ただし、発売タイトルに関しては第4四半期偏重の部分があり、通期でのSKUは60タイトル(前年同期78本)、販売本数は2970万本(同2947万本)となる見込みです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 任天堂、ロゴを変更?

    任天堂、ロゴを変更?

  2. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  3. FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力

    FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力

  4. 発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

  5. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  6. 「サムスの性別は決まっていなかった」「2Dメトロイドは機会があれば」任天堂坂本氏が『メトロイド』を語る

  7. 新しい携帯ゲーム機「Playdate」7月に予約開始!“ペン立て”にもなるBluetoothスピーカー付き充電ステーションも登場

アクセスランキングをもっと見る