米国で子供の権利を守る諸団体は、インターネット上で子供たちのプライバシーが危機に瀕している、とする調査結果を米国連邦取引委員会 (FTC)へ提出しました。
調査を行ったのは米国小児科学会(AAP)、アメリカ消費者連合(CFA)、Campaign for a Commercial-Free Childhood、チルドレン・ナウなどの諸団体。子供たちのインターネット上での安全を守る法律「Children's Online Privacy Protection Act(COPPA)」の改正を求めています。
オンラインでゲームを遊ぶことで子供たちの情報が不当に収集されており、Kinectのようなハイテク機器は広告主にさらに詳細な情報を提供する、と調査結果は指摘します。
「マイクロソフトのKinectは顔を認知するRGBカメラを含んでおり、ゲームを遊ぶユーザーを特定でき、3Dイメージングにより部屋全体を見ることができる。これはKinectとXboxの広告において、子供たちのジェンダーといつゲームを遊んでいるかを特定でき、どんなゲームを好んでいるかを分析できることを意味する。このように特定されたユーザーデータを持つ広告アプリケーションは、広告主に先例のない侵入の可能性を提供する」
子供たちがオンラインで支払いをするために新たな年齢認証方法を用意しなければならなくなる可能性があるなど、COPPAの改正は業者に更なる負担を要求することになります。
米国のシンクタンクであるThe Progress & Freedom Foundationの弁護士であるBerin Szoka氏は「これは現実的ではない」と批判しています。
調査結果はKinectばかりではなくオンラインでの情報収集の危険性を述べたものですが、ゲーム機が高度な情報を収集でき、さらにオンラインに接続されているとなると、その運用には慎重に慎重を期した方が良いということでしょうか。
関連リンク
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!
-
『FE 風花雪月』最推しコンビorカップリング投票結果発表─第3位の“ヒルマリ”を制した第2位、第1位は…!
-
【Amazonセール】GWは大容量HDDと超高速SSDでどこでもゲーム三昧!高耐久に優れた安心安全のWD製品が安くてお得
-
『真・女神転生V』“美人&美少女”悪魔のオンパレード! お預け小悪魔からチラ見せ美女までお届け【フォトレポ】
-
【特集】ユーザーへの挑戦状「壮大に仕組まれたARG(代替現実ゲーム)」
-
2,000人の読者が選んだ“『FF7 リメイク』ヒロイン”ベスト10を発表! バレットがまさかの7位、女装クラウドの順位は?【アンケート】
-
『ポケモン』いよいよ「サトシ」卒業へ!約26年にも及ぶ旅路を、懐かしい画像と共に振り返る
-
【特集】ゲームを遊びながら食べるのにピッタリなお菓子11選、最強の“ゲームおやつ”は…!
-
読者が選ぶ「至高のフリーゲーム」10選!気軽に試して欲しい個性豊かで尖った作品が盛りだくさん!!
-
純白ドレスに眩しい水着!『アズレン』×「DMMかりゆし水族館」コラボが決定ー等身大スタンディ展示や「饅頭」によるキャラクターグリーディングなど盛りだくさん