コーエーテクモホールディングスは、傘下のコーエーテクモゲームスがコーエーとテクモを4月1日付で吸収合併すると発表しました。2009年にコーエーとテクモが経営統合して誕生したグループですが、長い歴史を持つ両社は法人格としては消滅することになります。これまでパブリッシャー機能を持つコーエーテクモゲームスと、開発スタジオとしてのコーエーとテクモが存在していました。販売や宣伝などの機能を統合したことで一定のコスト低減と品質改善があったとしながらも、更に柔軟かつ機動的な開発体制へと変えていく必要があるとして開発機能も含めてコーエーテクモゲームスに集約されることになりました。ただし、今後もコーエーとテクモの2つのブランドでのゲーム展開は変わりません。また、イベントやメディアミックス展開などを行っていたコーエーテクモウェーブのうち、メディア・ライツ事業をコーエーテクモゲームスが引き継ぐことも発表されています。コーエーとテクモは漸進的に経営統合を進めてきましたが、開発スタジオであるコーエーとテクモの統合でひとまずの終わりを見ることになるのではないでしょうか。
コーエーテクモHD、大型パッケージタイトルを担う「AAAスタジオ」設立へ…モバイルゲーム『信長の野望 出陣』や新作『Rise of the Ronin』も好調 2024.5.1 Wed 14:45 「AAAスタジオ」ではブランドの枠組みを超えた大型プロジェクト…
偶然の出会いが唯一無二のコンテンツを生んだ『El Shadai~エルシャダイ~』ディレクター竹安佐和記Xルシフェル役 竹内良太・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第22回2011.12.12 Mon 21:56