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カードで遊ぶデジモンの新しいオンラインゲーム『デジモンジントリックス』を体験してみた

デジタルモンスター、略称「デジモン」。モンスターを育てる携帯ゲームとして初登場したのが1997年。社会現象を巻き起こした「たまごっち」の男の子向け版だったなんて、今ではもう、ちょっとしたトリビアになってるかもしれませんね。

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デジタルモンスター、略称「デジモン」。モンスターを育てる携帯ゲームとして初登場したのが1997年。社会現象を巻き起こした「たまごっち」の男の子向け版だったなんて、今ではもう、ちょっとしたトリビアになってるかもしれませんね。

1999年にアニメ「デジモンアドベンチャー」が放映されると、日本をはじめ世界中で大ブレイク。テレビゲームやトレーディングカードゲーム、マンガなどに展開し、「デジモンワールド」を形成していきました。アニメ版は第6作「デジモンクロスウォーズ」が放映中。子ども達を中心に幅広い人気を誇っています。

そんな「デジモン」ワールドが、新たにバンダイナムコゲームスが運営する総合コミュニティサイト「バナフェス!」で「ネットカードダス」として遊べるようになりました。その名も『デジモンジントリックス』! 基本プレイ無料のアイテム課金スタイルで、PCだけでなく、ケータイからでもプレイできます。



ゲームは最大50枚のカード(デジモン)でチームを結成して、バトルを繰り広げながら支配地域を競うというもの。いわばデジタル版「陣取り合戦」です。デジモンカードは全120種類で、描き下ろしのイラストと共に、新旧デジモンが登場します。合戦自体はオートで進むので、忙しいプレイヤーでも空き時間に楽しめます。

先に「アイテム課金」と書きましたが、普通のアイテム課金ゲームは、プレイ自体は無料で、バーチャルアイテムを購入するのが一般的。しかし本作ではリアルの「デジモンカード」を購入し、印刷されているシリアルコードをブラウザ上から入力して使う仕組みなんです。

カードはブースターパック(3枚セット)が315円、カード自販機(2枚セット)が200円。お菓子の「デジモンジントリックスウエハース」(1枚入り)も105円(全て税込み)で販売中です。一般的なトレーディングカードゲームだと、最初に一定枚数の「スタートセット」などを購入する必要がありますが、本作では25枚の「レンタルカード」が無料で貸し出されるので心配無用。望むならずっとレンタルカードだけ、つまり無料で遊ぶこともできるんです。

ただしレンタルカードのデジモンたちは、有料版よりも能力が弱めで、定期的に回収されるのがネック。つまりチームを組んでも、継続して使えないんです。ゲームに慣れるまではレンタルカードを中心に遊んで、コツがわかってきたら、徐々にカードを購入して増強していくと良いかもしれませんね。

ま、説明はこれくらいにして、さっそくプレイしてみましょう。公式サイトにアクセスしたら、最初に「バナフェス!タウン」の新規会員登録を行います。すでに会員の方は、バナパスポートIDとパスワードを入力すればOKですよ。続いて「デジモンジントリックス」にログインすると、「マイページ」が作られてゲームが始まります。

パナフェスタウンのトップページ。登録は無料だ


ゲームは▽カード登録▽チーム編成▽リーグ選択▽バトル実行▽結果表示のサイクルで進んでいきます。ゲームモードに1人用のシナリオモードと、6人まで一緒に遊べるバトルロイヤルモードの2種類から選択。バトルロイヤルモードでは、自分でリーグを作成したり、友達のリーグに参加して楽しめます。ゲーム内で知り合った友達や、リアルの友達をフレンド登録しておき、一緒に遊ぶこともできますよ。

「カード登録」では、購入したカードのシリアルコードをキーボードで入力していきます。カードには二次元バーコードが印刷されており、ケータイから一発登録も可能です。前述のようにカードデッキには最初からレンタルされた25枚のカードが配置されており、ここに自分で登録したカードが追加されていきます。前述の通り、レンタルカードはリーグごとに回収され、新しく配布されますが、マイカードはずっと使用可能です。

カード登録画面


「チーム編成」では、複数のデジモンカードで「チーム」を作成します。カードは「アタック」「ガード」「サポート」の3タイプに分かれており、「リーダー容量」と「コスト」というパラメータがあります。リーダーが倒されるとバトルは敗北なので、強そうなデジモンをリーダーに選びましょう。続いてリーダー容量の範囲内でコストに見合ったデジモンを配置していきます。

チーム編成


なお、1つのチームに加えられるデジモンは最大9体まで。3つのタイプをバランス良く編成するのがコツのようです。またデジモンの組み合わせによって、さまざまなコンボ技も発生します。リーダーデジモンとメンバーの相性や、その時々の調子によっても能力が変化するので、いろいろな組み合わせを試してみましょう。最後にチーム名と大まかな戦術を選択すればチームが完成。こんな風にして、最大12個のチームまで登録できます。

準備ができたら、いよいよリーグ選択、そしてバトル実行です。シナリオモードかバトルロイヤルモードかを選び、参加するリーグを選択したら、条件に即した数のチームを登録します。準備がすべて終了したらバトル開始! スケジュールに従ってバトルが自動進行していきます。バトルに勝つとフィールドにフラッグが立てられ、すべてのバトルが終了した時点で、一番たくさんフラッグを立てたプレイヤーが勝利となります。

ちなみに終了したバトルは、ド派手な演出でリプレイ再生され、戦いの模様を確認できます。このリプレイをじっくり研究して、チームをカスタマイズするのが勝利の秘訣。1回バトルするごとにレンタルカードを1枚引けるので、時には再編成するのもオススメです。バトル後にアイテムが出現する事もあります。戦局を左右するアイテムもあるので、忘れずに回収していきましょう。

派手に展開されるバトル画面


繰り返しになりますが、勝利の鍵を握るのはチーム編成です。強力なデジモンカードを入手するのも重要ですが、他のデジモンと相性が悪かったり、コンボが繋がらないのでは効果も半減。デジモンにはそれぞれバイオリズムがあり、日によって調子も違ったりするんです。調子が悪いデジモンは引っ込めて、好調なデジモンと入れ替えるのも効果的。組み合わせによっては、バトル中にデジモンが進化・合体することもあるんだとか。全120枚のデジモンカードで、どれだけの組み合わせがあるのか、見当もつきません。

正直言って、まだまだ触り部分程度しか遊べてないんですが、一見手軽に遊べそうで、実際はかなり奥が深そうな印象です。なにしろカードに印刷されているパラメータだけでも、コスト・リーダー容量・種族・スキル・能力(攻撃・速度・援護・防御)・属性とさまざま。お互いの相性やその日の調子、さらに「性格」に相当する隠しパラメータまであるんだとか。その一方でオートバトル進行により、社会人や学生でも自分のライフスタイルに合わせて参加できるのも良いですね。

そもそもリアルなカードをコレクションして、その情報をインプットすれば、ブラウザ上でド派手な戦いが繰り広げられる・・・。子どもの頃からカードダスに慣れ親しんでる平成キッズならいざ知らず、アラサー、アラフォーのユーザーにとっては、これ「いつか夢見た世界」なんですよ。ウルトラマン、仮面ライター、ブルートレイン、ガンダム・・・。その昔、僕もなけなしのお小遣いを握りしめてカードを買い、専用アルバムに貼ったり、コレクションしたりしましたっけ。あの頃は脳内で壮大なバトルを妄想していたモンですが、今はそれがゲームになって、無料で遊べちゃうんですから、素直に驚きですね。

ぜひ皆さんもカードと連動した新しいデジモンの世界に浸ってみてください。
《小野憲史》
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