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タヌキマリオに抗議していたPETAが新たなコメント「PETAのゲームはジョーク」

今週始め、動物用語団体PETAがフラッシュゲームマリオの“タヌキスーツ”を抗議した騒動。その動向に国内外の様々なユーザーから注目が集まっていますが、新たにPETAのメンバーが今回の抗議についての見解を海外サイトKotakuにコメントしています。

任天堂 3DS
今週始め、動物用語団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)がフラッシュゲーム『Mario Kills Tanoki』と共に、『スーパーマリオ3Dランド』の“タヌキスーツ”を抗議した騒動。任天堂オブヨーロッパ側からも声明が発表され、その動向に国内外の様々なユーザーから注目が集まっていますが、新たにPETAのメンバーが今回の抗議についての見解を海外サイトKotakuに対しコメントしています。

「マリオファンはリラックスして!PETAのゲームはジョークだったんです。タヌキが生きたまま毛皮を剥がれてしまうというシリーズの深刻な問題に対し、楽しい方法で注意を促しただけです」と言うのはPETAのメディアコーディネーターであるShakira Croce氏。Croce氏は、「本当にタヌキ達が空を飛び、敵を尻尾で叩いて、毛皮業者から逃げてしまう事を我々は願っていますよ」と冗談を交えつつ、「皆さんが本物の毛皮を買わなければタヌキを救う事が出来ます」と、再び人々へタヌキの毛皮を購入しない様に呼びかけています。

またPETAの別メンバーであるAshley Palmer氏は、「『スーパーマリオ3Dランド』で、マリオが本当にタヌキを殺して皮を剥いでるなんて誰も思っていません」と発言。続けて、マリオがタヌキスーツを着る前に“非常に残酷な行為”があることが重要なポイントであるとし、「『Call of Duty』の様なゲームでは、キャラクターが動物を撃ち殺し、プレイヤーは犬を嬲り殺す事を楽しみます。そういったシーンはこの手の行いを助長してしまう恐れがあるのです」と、ゲームに内在したメッセージ性が問題である事を主張しました。

なおPETAのメンバー達によれば、『Mario Kills Tanoki』は公開してから36時間で25万人以上がプレイしたそうで、「多くの人々がゲームをプレイして楽しみ、少しでも何かを学んでくれれば、とても嬉しいです」とPalmer氏は発言しています。
《Game*Spark》
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