バンダイナムコゲームスは、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)の連結業績を公表しました。それによると、売上高4542億1000万円(前年比15.2%増)、営業利益346億0600万円(前年比111.8%増)、経常利益349億6000万円(前年比113.2%増)、当期純利益は193億0300万円(前年比944.3%増)となり、前期より純利益を大幅増としました。今期の事業面では、トイホビー事業の定番キャラクター玩具やカードなどの玩具周辺商材、コンテンツ事業の業務用ゲーム機、ネットワークコンテンツ、家庭用ゲームソフトなどが業績に貢献。また、アミューズメント施設事業においては、国内既存店売上が順調に推移しました。トイホビー事業では、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズの商材が各カテゴリーで連動した展開を行ったことにより非常に人気となりました。また、『ドラゴンボールヒーローズ』などのデジタルカード、『バトルスピリッツ』などのトレーディングカードを中心に、カードゲームが業績に大きく貢献しました。コンテンツ事業では、業務用ゲーム機の『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン4』などの人気シリーズの最新機器に加え、定番の景品機器のリピート販売や景品の販売等が業績に貢献。家庭用ゲームソフトでは、PS3/Xbox360ソフト『DARK SOULS』が欧米で人気になるとともに、国内においてはPS3ソフト『テイルズ オブ エクシリア』『ワンピース 海賊無双』、PSPソフト『AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら・・・』などが人気だったとのことです。さらに、ネットワークコンテンツでは、『機動戦士ガンダム』シリーズや『ワンピース グランドコレクション』などのソーシャルゲームが非常に好調に推移しました。2013年3月期の連結業績予想については、成長へ向けた取り組みの時期と位置付けて、3年中期計画をスタートさせるとのことで、売上高4400億円(前年同期比3.1%減)、営業利益300億円(同13.3%減)、経常利益300億円(同14.2%減)、当期純利益175億円(同9.3%減)を予想しているとのことです。
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