人生にゲームをプラスするメディア

主力タイトルへの投資などで経常赤字に ― コーエーテクモ第1四半期決算

コーエーテクモホールディングスは、平成25年第1四半期連結決算を発表しました。

ゲームビジネス その他
コーエーテクモホールディングスは、平成25年第1四半期連結決算を発表しました。

売上高は58億6100万円(前年同四半期12.7%減)、営業利益は2400万円(同92.8%減)、経常損失5億900万円(前年同期は経常利益4億7600万円)、四半期純損失は4億8800万円(前年同期は純利益2億6500万円)となりました。

経常赤字になった要因としては、第2四半期以降に発売予定の主力タイトルに先行投資が発生したことに加え、有価証券評価損や為替差損が増加したためとしています。

ゲームソフト事業については、売上高37億4100万円、セグメント利益は4800万円でした。今期はニンテンドー3DSソフト『真・三國無双 VS』やWindows版『三國志12』を発売し、ガストの連結子会社後に発表した『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術師~』が好評を博しました。また、国内外で旧作のリピート販売やダウンロードコンテンツ販売が堅調に推移したということです。

なお、平成25年3月期の業績予想は、売上高390億円、営業利益70億円、経常利益83億円、純利益は50億円を見込んでいます。こちらは当初の予想から変更はありません。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  2. 宮本茂氏、TIME誌『世界で最も影響力のある100人』に選ばれる

    宮本茂氏、TIME誌『世界で最も影響力のある100人』に選ばれる

  3. スマフォゲームは「カジュアルゲーム」から「ミッドコアゲーム」へーGREE Korea担当者インタビュー

    スマフォゲームは「カジュアルゲーム」から「ミッドコアゲーム」へーGREE Korea担当者インタビュー

  4. イケメンはこうして作られる!「「その口…塞いでやろうか…?」250人のイケメンをLive2D化してわかった、成人男性キャラの魅力的な見せ方」セッションレポート【alive2019】

  5. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  6. 7月14日オープンの「VR ZONE SHINJUKU」詳細発表! 『マリオカート』や「攻殻」のアクティビティも─気になる料金は?

  7. 【CEDEC 2017】ゲームの特許は難しくない!だれでもわかる効果的なゲーム特許の取得方法

  8. 『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸

  9. 株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意

アクセスランキングをもっと見る