エレクトロニック・アーツは、12月11日、オーストラリアのシドニーにて、同社のアジア太平洋地域メディア向けの新作展示会「EA Asia Pacific Showcase 2012」を実施。iNSIDEとGame*Sparkからも参加することができたので、注目作のプレイレポートや開発者インタビューを順番にお届けしていきます。『シムシティ』のハンズオンに続いて、お次はCrytekのFPSシリーズ最新作で同じく2013年3月7日に国内リリース予定の『クライシス 3』プレイレポートをお送りします。プレイできたのはPCバージョンのシングルプレイキャンペーンで、先月に情報公開されたばかりの新ミッション“The Fields”。同行していたサイコと一旦分かれたプロフェットが、C.E.L.L兵士の多数配備された廃列車置き場(Warehouse)で敵の包囲をかいくぐるという展開。とにかく敵の数が多いエリアで、さらに上の階層にはタレットも設置され、強行突破しようとするとあっという蜂の巣になってしまうので、攻略にはステルスに徹してのプレイが必要な印象。スナイパーライフルで遠距離から敵を排除するのはもちろん、クローク、パワーモード、ナノビジョンといったナノスーツの機能を状況に応じて使用するのが理想的です。また、今作の象徴的な新武器コンポジットボウは、ステルスモードを解除することなく発射できる上、強力なアタッチメントも切り替え可能で重宝しますが、弾数が非常に限られているため乱用することはできません。プレイして実感したのは、とにかく難易度が高く手応えがあるということ。上述の新兵器やナノスーツを生かした、言わば“クライシス流”の戦い方を身に付けなければ(あるいは思い出さなければ)、たとえFPS上級者でも、難易度が最も低い設定であっても、すぐに倒されてしまうことでしょう。この他、スタッフの実演プレイでは、視界を遮るほどの草が生い茂るエリアでのゲームプレイも見られ、ここではストーカータイプのCephエイリアンも敵として出現。さらに、その後プロフェットとサイコが廃列車を暴走させて敵陣に突入するという、壮絶なアクションシーンも目にすることができました。『クライシス 3』はプロデューサーインタビューやマルチプレイレポートも掲載予定です。
【EA Showcase】Insomniacの新たな挑戦!Co-opタクティカルシューター『FUSE』ハンズオンプレビュー 2012.12.19 Wed 20:20 『Resistance』と『Ratchet & Clank』シリーズを手がけてき…