実際に、「シンデレラガールズ」では人気のあるキャラクターのCDまで発売され、ソーシャルゲームにとどまらない盛り上がりを見せています。現在ではボイスを入れたソーシャルゲームという試みは珍しいものではなくなりつつありますが、キャラクターにボイスが付くということの影響は大きく、IPとしての魅力が高くなったと佐藤氏は分析しております。 さらに、CDの盛り上がりは単なる実験的な試みとしてではなく、オリコンのトップ5を独占するほどの支持を集めたことも大きいといいます。同一のアニメやゲームのキャラクターソングがオリコンのトップを独占するというのは、オリコン史上初であり、実際にアイドルマスターシリーズの楽曲のクオリティも高く、CEDEC AWARD 2012ではサウンド部門の最優秀賞に選ばれるほどです。