比較されている平成24年1月はちょうど『パズル&ドラゴンズ』が発売される直前で、同社の売上の大半はPCオンライン事業で占められていたと考えられます。1年後にはその10倍の売上を記録しているとは驚きです。PCオンライン事業の売上が昨年から横ばいであると考えるとモバイルゲーム事業の1月の売上は約77億円。その大半は『パズル&ドラゴンズ』が稼ぎ出していると考えられます。
ちなみに第3四半期と第4四半期の公表値から計算した10-12月の3ヶ月間の売上高はPCオンライン事業が約20億円、モバイルゲーム事業が約120億円でした。
同社の平成25年度の通期業績(連結)で売上高は258億2100万円。1月の数字が続けば単純に計算すると3ヶ月で達成してしまう数字です。開示では「将来数値はさまざまな不確定要素が内在しており、上記の業績が継続することを保証するものではありません」と注記されているものの、この好調が続けば今年度の売上高は更に大きく拡大することが期待されます。
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