人生にゲームをプラスするメディア

【PAX EAST 2013】キーポイントは“探索”『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』ゲームプレイインプレッション

アメリカ独立革命の時代設定を1作で打ち切り、18世紀初頭のカリブ海が舞台の海賊テーマで新規発表された『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』。米ボストンで開催されているPAX Eastのユービーアイソフトブースでは、今作がクローズドシアターで限定的に展示。

任天堂 Wii U
【PAX EAST 2013】キーポイントは“探索”『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』ゲームプレイインプレッション
  • 【PAX EAST 2013】キーポイントは“探索”『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』ゲームプレイインプレッション
  • 【PAX EAST 2013】キーポイントは“探索”『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』ゲームプレイインプレッション
アメリカ独立革命の時代設定を1作で打ち切り、18世紀初頭のカリブ海が舞台の海賊テーマで新規発表された『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』。米ボストンで開催されているPAX Eastのユービーアイソフトブースでは、今作がクローズドシアターで限定的に展示。同ブース内の『Watch Dogs』や他のビッグタイトルの例に漏れず、途中で締め切られてしまうほどの長いゲームファンの列が出来ていました。

数十名程度を収容できる真っ暗な洞窟風のシアター内に入ると、雰囲気を盛り上げるために空気で膨らませる海賊の剣が配られ、威勢の良い女性Ubiスタッフが、映像の中でいかした場面があったら剣を振り上げて「海賊のように」雄たけびをあげるように参加者に指示。見張り役のスタッフが数名おり、動画や写真の隠し撮りが発覚した場合はただちにつまみ出される旨が宣言されるなど厳重な態勢でスタート。

上映されたのは、未公開のゲームプレイフッテージを含む開発者コメンタリー仕立ての映像で、Ubisoftモントリオールスタジオのディレクターやデザイナーが今作の特徴や新要素を順番に解説。まずはテーマである海賊の存在について語られ、本作で描かれるのはステレオタイプな明るい雰囲気の海賊ではなく、動乱の時代的背景に基づいた、リアルで野蛮、欲しいものは何でも力づくで奪い取ろうとする強い動機を持った存在とのこと。

その象徴ともいえる最も恐れられる海賊として、ゲーム中にも登場する“黒髭(Black Beard)”が紹介されました。本作の主人公であるエドワード・ケンウェイもまた伝説的な海賊の一人であり、“The Jack Daw”と名付けられた船と部下の乗組員を従えています。

『Black Flag』がテーマにしているもう一つの重要なポイントは“探索(Exploration)”です。ゲームワールドは美しく広大で、多様なロケーションに豊富なアクティビティやサイドミッションが用意。プレイヤーは新たに発見した島を自由に探索し、そこに宝があるのか、遺跡があるのか、村や農園があるのか、はたまた敵が潜んでいるのか、突き詰めることになります。

『Assassin's Creed III』から引き継がれた海戦システムはさらに進化を遂げており、エドワードは砲台の購入や武器の追加など船のカスタマイズが行え、巨大な戦艦に対抗するために日々改良を重ねていく必要があります。また戦闘で死んでしまった船員を補充するといった管理もプレイヤーが行えるようです。この他、敵の船に横付けして侵略する“Boarding”、エドワードが船の上を自由自在に移動できる要素が説明されました。

陸地の探索と船上での戦いに加えて、シリーズ中でも初めて導入されたのが、水中のゲームプレイ環境。エドワードは海の中に飛び込み、魚を捕まえたり、鮫と戦ったり、さらに海底深くまで潜って沈没船や洞窟を探索することもできます。ゲームプレイ映像では“鯨”の姿も確認。

戦闘システムも海賊設定をベースに見直され、プレイヤーは武器の二刀流が可能になり、最大で4丁の銃を同時に装備。もちろんエドワードは海賊でありながら暗殺者でもあるため、象徴であるアサシンブレードも腕に忍ばせ、開発者いわく、これまでのファンの声を聞き入れて、ステルス要素を主軸としたゲームプレイに力を注いだそうです。

最後に流されたゲームプレイトレイラーはまだプレアルファ版とのことでしたが、ここまで挙げられた要素のほとんどがゲーム画面上で実際に確認でき、ホリデーの発売に向けた開発は順調な様子。発表当初はやや強引にも思えた海賊テーマですが、前作で好評だった海戦パートがシミュレーター的な進化を果たしたこと、『Far Cry 3』を連想せずにはいられない島の探索パートなど、歓迎すべき点は多いと言えます。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

    『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

  2. 今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

    今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

  3. 『スマブラSP』ファイターたちの“寝顔”特集!寝る体勢は血筋によって受け継がれる?【特集前編】

    『スマブラSP』ファイターたちの“寝顔”特集!寝る体勢は血筋によって受け継がれる?【特集前編】

  4. 任天堂なのにセクシーなゲームキャラ10選

  5. 『ゼルダの伝説』オーケストラコンサート、抽選結果が発表

  6. 『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説

  7. 『マリオ』シリーズの印象的な敵キャラ10選

  8. 『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】

  9. ニンテンドースイッチでプレイしたい和風ゲーム5選!天下統一・妖怪退治・借金返済と桜が散ってもゲーマーは大忙し

  10. 新しいクソリプも追加されっぞ!配信者育成ADV『NEEDY GIRL OVERDOSE』スイッチ版発表―ハードを跨いで轟けインターネットエンジェル

アクセスランキングをもっと見る