今回のインタビューでは、『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』制作者であるクリエイティブディレクターのジャン・ゲドン氏とアソシエイトプロデューサーのスリヴァン・トロティエ氏が登場しました。
彼らは、「今ユービーアイソフトではPS4でのソフト開発を楽しんでいる」として、PS4について語りました。まずPS4によって劇的に変化するのは、ゲームのグラフィックです。PS4の高性能なGPUとCPU、そして大容量のRAMによって、エンジンにとっては自前の開発環境をそのままPS4に適用するかのような直感的な開発が可能になったそうです。
さらにPS4では、ユービーアイソフトが採用を望んでいた新たな技術を全て実装させることに成功し、現行ゲーム機では、ハード性能を使い切っても追及することが難しかった、グラフィックの更なる美しさと没入感の向上をPS4は実現させました。
また「SHAREボタン」についても触れ、彼らは「SHAREボタンは間違いなくすばらしいボタンです。」と言います。「SHAREボタン」がもたらすオンライン要素として、「シングルプレイ中でも、プレイヤー同士が“つながる”」ことをあげました。
具体的には、「フレンドとはつながりたいものの、マルチプレイをしたい気分ではない」という時でも、シングルプレイ中に、フレンドとつながることができるようになった点です。
その他にも、今作では陸から海へ、そして船から船へシームレスに移動ができますが、これを可能にしたのもPS4の性能だといいます。
そして、次世代ゲーム機のソフト開発において、SCEがもたらした素晴らしい点は、PS4をクリエイター目線で開発したという点に尽きると言います。
ゆえに開発にとって課題になりうる点が、PS4では多く改善されたため、ここからはクリエイターの腕の見せ所であり「このすばらしい宝石で目をみはるようなゲームを作ります」と意気込みを語りました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
『モンハンワールド:アイスボーン』ミラボレアスを倒すために考えた7つのこと
-
【CEROと何が違う?】国内PlayStation StoreがIARCレーティングを導入すると変わること【ゲームに影響は?】
-
PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう
-
『モンハンワールド:アイスボーン』現時点で判明している新登場モンスターをまとめてチェック―ハンターを待つは大ボリュームの24体!【特集】
-
『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
-
なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説
-
20周年を迎えた『アークザラッドIII』を思い出す─このゲームは悪くはない、ただ終わった作品を強引に続ける力がなかったのだ
-
『バイオハザード ヴィレッジ』次回作はどうなるか徹底予測!BSAAやデュークの伏線は拾われるのか…?【ネタバレ注意】
-
『Ghost of Tsushima』新参冥人に向けた「冥人奇譚」の特徴&アドバイス14選! 勝利の鍵は“仲間との意思疎通”にあり