人生にゲームをプラスするメディア

『ピクミン』シリーズの起源は「閃き」と「アイデア」の集大成―宮本茂氏がコメント

『ピクミン』シリーズと『ピクミン3』の構想は、とある技術デモ中の閃きと長年にわたる様々なアイデアの集大成であるようです。宮本茂氏が、これらの起源とジャンルについてコメントを残しています。

任天堂 Wii U
『ピクミン3』パッケージ
  • 『ピクミン3』パッケージ
  • 『ピクミン』シリーズの起源は「閃き」と「アイデア」の集大成―宮本茂氏がコメント
『ピクミン』シリーズと『ピクミン3』の構想は、とある技術デモ中の閃きと長年にわたる様々なアイデアの集大成であるようです。宮本茂氏が、これらの起源とジャンルについてコメントを残しています。

ゲームジャーナリストのNiels’tHooft氏が宮本氏に直接行ったインタビュー記事によると、宮本氏は『ピクミン』の構想を色々なところから得たようですが、その中でも2000年に東京で行われた任天堂の展示会「任天堂スペースワールド」で公開された技術デモ「Mario 128」がコンセプトのメインとなったようです。

このデモは、たくさんのマリオキャラクターを一度に表示するというものでしたが、その時、指示に沿って動き回る生き物たちを見るのは楽しいだろうなと思ったとのこと。そしてこれが、後に『ピクミン』のメインアイデアとして採用されたとコメントしています。

また、2007年に『ピクミン2』がリリースされた直後から、正確にはピクミン3ではなく、ピクミン次回作に取り掛かっていたらしく、DS、Wii、3DSと新しい機種が出るたびに試作を行っていたようで、ここで出されたアイデアもまた『ピクミン3』へと継承されたことを明かしています。

ちなみに、宮本氏は『ピクミン』シリーズのジャンルを「AIアクションゲーム」と呼んでいるとのこと。ただ、このゲームには色々な側面があるため、新しいタイプのオリジナルの作品と考えており、ある意味ではパズルゲームとも呼べると述べています。

アクション、アドベンチャー、ストラテジーにパズル…。あなたはどのようなカテゴリを連想しましたか?
《Ami》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

    今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

  2. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

    衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

  3. こんなセフィロスが見られるのは『スマブラSP』だけ!? バカンスにポケモン勝負…大乱闘を楽しむ新ファイターに注目

    こんなセフィロスが見られるのは『スマブラSP』だけ!? バカンスにポケモン勝負…大乱闘を楽しむ新ファイターに注目

  4. 『MOTHER2』一度でいいから食べてみたい作中の料理10選

  5. 『スプラトゥーン2』使いこなせたらカッコいいブキ10選

  6. 『スプラトゥーン2』ファイナルフェスは次回作への伏線?意味深なお題「混沌 vs 秩序」を考察

  7. 『モンハンライズ:サンブレイク』双剣の新たな動きを解説!鉄蟲糸技「螺旋斬」で、空中戦がもっと得意に

  8. 元ドット職人が教える『あつまれ どうぶつの森』マイデザインお役立ちテクニック!描き方の初歩から独特な「なめらか補正」まで幅広く解説

  9. 『桃鉄』ソロプレイ全物件制覇こそ、“おうち時間”を最高に楽しむエンドコンテンツ!ワンミスで資産が吹き飛ぶ地獄のサバイバル100年を生き延びろ

  10. 色々な部門で見る「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」!御三家や伝説、イーブイだけ等で見た場合のランキングは?

アクセスランキングをもっと見る