インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。第46回のロコレポは、リッターズが8月9日から App Storeで配信しているiOSアプリ『GUN SPIRITS(ガンスピリッツ)』 のプレイレポートをお届けします。『GUN SPIRITS』は、「スピリー」と呼ばれる銃の妖精を動かして敵と戦うガンアクションRPG。『勇者30』『浮遊大陸バトリクス』『百人勇者』などのディレクターとして知られる、ゲームクリエイターの吉田浩太郎さんが開発を手がけています。■シューティングとRPGが融合したゲームデザイン『GUN SPIRITS』の基本操作は、「スピリー」をドラッグして動かすというシンプルなもの。「スピリー」は右手と左手に装備した2つの銃でオート攻撃するので、敵や敵弾を上手く避けながらステージの敵を倒せばミッションクリアです。ミッションをクリアすると新しいミッションがアンロックされたり、アイテムやゴールドを獲得することが可能。実際のゲームプレイは2D縦スクロールシューティングに近く、シューティングとRPGが融合したゲームデザインになっています。■豊富なアイテム、ハック&スラッシュ要素も充実「スピリー」が使用する装備は、右手と左手それぞれの銃、そして背中に付ける羽の3つ。銃には「リボルバー」や「ショットガン」といった種類があり、それぞれに「こうげき」「たまのかず」「リロード」のステータスが存在します。また、羽も「アゲハウィング」や「ビートルウィング」など様々な種類が存在するほか、「ぼうぎょ」「スピード」「はねかえし」のステータスがあり、羽によって装備できるアイテムの重さや飛行速度が変わるなど、「スピリー」の戦闘能力は装備によって大きく変化します。装備は獲得したゴールドを支払うことで強化することができたり、装備の中にはスキルが付加された特別なレアリティのアイテムも存在。ミッションをこなすことによって宝箱を開け、それらのアイテムを集める、ハック&スラッシュの要素がゲームのポイントになっています。■あなたの銃で妖精界(イルチェニア)を守って!こちらの公式フレーズの通り、ゲームの背景となるストーリーは妖精界「イルチュニア」の未来を託された銃の妖精「スピリー」が、悪の軍団「アマグモダン」を倒すことができる唯一の武器である「銃」を手にして戦うという内容。登場するキャラクターたちはファミコン~スーパーファミコン時代の作品のようなドット絵で描かれ、ストーリーパートの掛け合いもどことなく懐かしい雰囲気です。シューティングとしてのゲームシステムは90年代前半辺りまでの作品群のような、いわゆる非弾幕系。ビジュアルと世界観的にも、『ファンタジーゾーン』や『ツインビー』シリーズなどと通じるものがあるように感じました。■CVも収録! ユーザーフレンドリーでリプレイ性が高い作品『GUN SPIRITS』 。シューティングとRPGが融合したゲームデザイン、そしてミッションごとに細かく区切られたプレイングはリプレイ性が非常に高く、カジュアルな見た目ながらやり込み要素のとても強い作品だと思います。装備のアイテムはスキルを含めるとかなりの種類が存在し、欲しいスキルと装備の組み合わせを求めてミッションをひたすらクリアする作業が熱いです。APによる時間性のシステムなどはなく自分のペースで好きなだけハック&スラッシュすることができるので、気がつくとかなり集中してプレイしていることも。ほかに装備の強化や売却に関するシステムもユーザーフレンドリーで、ストレスなくプレイできる点も好印象です。また、ゲームに登場する「スピリー」「妖精女王」「アンコック」といったキャラクターにはちゃんとCVが用意されており、ファンシーなノリの掛け合いと合わせてそちらも本作の魅力になっています。『GUN SPIRITS』は、好評配信中で価格は100円(税込)です。(C) 2013 ritterz inc.【ロコレポ】 by ロココ試作型INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。Twitter:@Rococo_TestType
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