みなさんこんにちは。Amiです。ついに年末年始ということで、帰省したり出かけたりと、長時間移動の機会も出てくることかと思います。今日はそんな移動中でも楽しめる基本無料パズルゲーム『勇者のくせにこなまいきだ。G』を紹介します。本作の操作は全てタッチスクリーン機能を使っておこないます。ボタン操作をメインにゲームをしている方にとっては一抹の不安を感じてしまうかもしれませんが、タッチ操作にありがちな意図しない入力=誤爆も、普通に遊んでいる状態ではまずありません。操作感はなめらかで快適、直感的に遊べるため、普段ゲームをしない人やスマホゲームに慣れている人にとっても、非常に取っ付きやすくなっています。■生み出して進化して…「ゆうなま」らしいパズルルール本作は『テトリス』のように上からブロックが落ちてくるタイプのパズルゲームではなく、パズル画面がブロックでぎっしり埋まった状態が基本になります。ルールは「同じブロック(魔物)を3つ以上並べて消し、消した分のブロックは自動で補充される」というオーソドックスなものが採用。しかし、ここは「ゆうなま」。シリーズモノらしいちょっとした工夫があるのです。本シリーズには味方である魔物を次々に生み出して進化させながら戦う特徴があるのですが、本作では同じブロック(魔物)を3つ以上並べて消すと該当の魔物が生まれると同時に、消滅したブロックよりも強いレベルのブロックが出現します。これが「進化」で、ゲーム中はレベル0~5までのブロックをどんどん繋げて進化させ、次々に魔物を生み出して戦っていきます。生まれた魔物は勇者のいるダンジョンへと自動的に送り込まれて戦闘を開始。そうして、勇者が魔王のもとへ到着する前に倒してしまえば勝利となります。低レベルのブロックからはスライムのような弱い魔物しか生まれませんが、最高レベルのブロックを消すとドラゴン族が出現するうえ、勇者の攻撃で送り込まれた全ての「おじゃまブロック」を消滅させる効果も。通常、厄介な「おじゃまブロック」は他のブロックと一緒に巻き込んで消すか、キラキラ光る「養分ブロック」を使って進化させるしか対処する方法がありません。ゲームが進むと勇者の攻撃もかなり手ごわくなっていきます。補充されるブロックはレベル0~3の弱いブロックが主体となるので、いかに効率よく進化を繰り返し、どのタイミングでドラゴン族を生み出すかが攻略のポイントとなります。また、本作では全体のブロック数の多さの割に補充されるブロックの種類が少ないため、ブロックを連続で消す「連携」を組むのが非常に簡単なこともポイントです。狙って組む事はもちろんのこと、3、4連携くらいであれば何も考えずに消していてもバンバン決まって爽快感バッチリ!消せば消すほど大量の魔物が生まれて絵面も音も賑やかになり、「ブロックを消す」というパズルゲームの根底にある中毒的面白さを初心者でも手軽に楽しむことができるのです。■魔物育成で勇者を圧倒!収集要素も豊富パズルゲームは苦手意識がある……という方にピッタリなのが、魔物の育成システム。本作では、パズルで生み出す魔物と、勇者やエサを合体させることで、どんどん強く育てていくことが可能です。合成素材になるのは、ステージクリア時に確率で捕まえることができる勇者そのもの。そして、捕まえた勇者を採掘場で働かせて掘り出すエサの2つがあります。魔物たちは合成を繰り返すことで経験値がたまっていきます。そしてレベル10に達したときに、一定以上の強さの特定の勇者と合成することで、新しい種類の魔物に進化します。進化した魔物は見た目も名前も別のものにかわります。当然ながら攻撃力もググッと上昇するので、純粋なパズルだけではどうにも攻略が難しい、どうしてもクリアできないステージがある……なんて場合は、簡単なステージを繰り返しプレイして、魔物たちを強化してから挑むのもオススメです。捕まえられる勇者と生み出せる魔物の種類は非常に多く、さらに、採掘場でしか掘り出せない魔物や、そこからの進化で登場する魔物がいるなど、図鑑コンプリートはなかなかに険しい道のり。その分レアなものが見つかった時は嬉しく、収集癖のある人ならば、きっとチャレンジ精神が刺激されてしまうはずです。■中毒性、コストパフォーマンスの良さが魅力基本プレイ無料に関わらず、触って気持ちいい操作性、シンプルで分かり易いルールと魔物を生み出す爽快感、収集を含む高い中毒性など、非常に「遊べる」パズルゲームになっています。ただし、残念なことに無料版で遊べる回数は最大3回まで!消費した回数は時間経過と共に回復します。ですが、それでもたった3回です。飴を舐めて余計に空腹が助長されるのと同じく、欲求不満が募ってしまった場合は、PlayStationストアで1日のプレイ回数ならびに回復時間を調整する課金アイテムの購入を考えるのもいいでしょう。一番価格が低い「あっさりモード」なら、1日10プレイ283円で、筆者が購入した「どっぷりモード」は945円でプレイ回数が無制限になります。他、プレイするには支障はないけどもっと快適に遊びたい、という時は、捕まえた勇者や魔物のストック数を増やせるアイテムや、採掘場での発掘速度を上げる支援アイテムなども販売されています。目的に合わせてチョイスするのも良さそうです。たとえ課金をしたとしても、空いた時間でサクサク軽く、なが~く遊べる、コストパフォーマンスのよいパズルゲームとなっています。気になった方、無料で手に入りますので、まずはお試しで触ってみてはいかがでしょうか。★こんな人にプッシュ★・隙間時間にちょこちょこ遊びたい・シンプルな操作で楽しみたい・パズルゲーム、収集が好き★その他備考★・勇者のセリフがユニーク『勇者のくせにこなまいきだ。G』はPS Vitaを対象に現在好評配信中。基本プレイ料金は無料です。(C) Sony Computer Entertainment Inc.■筆者プロフィールAmi元・ゲームグラフィッカーのボス戦好きなアマゾネス。休み期間中に遊ぶゲーム3本を決めました。絶対にクリアしてやる!国産から海外、RPGからFPSまでなんでもござれの雑食系。とりあえず、ゲームができてればそれで幸せ。ブログ:http://blog.livedoor.jp/xxxplus/
【ガチレポ!】第47回 クラシックFPSを意識した『ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー』、濃密なシングルプレイでナチス軍をぶちのめせ 2014.6.22 Sun 8:00 みなさんこんにちは。第47回となる今回は、PS4/PS 3/Xbox 360の…