インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。第66回のロコレポは、アークシステムワークスが2014年1月29日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『といてすすんで!なぞときキャッスル』のプレイレポートをお届けします。『といてすすんで!なぞときキャッスル』は、うさぎとくまの2人のキャラクターを交互に切り替えて操作しながらゴールを目指すアクションパズルゲーム。アミューズメントメディア総合学院とアークシステムワークスによる、産学共同プロジェクトから誕生した作品です。■2人のキャラクターを切り替えて操作する、協力型パズルゲーム本作は、ステージクリア型の協力アクションパズル。ステージにいる2人のキャラクターは、L/Rボタンを押して任意のタイミングで切り替えることが可能で、2人を操作してブロックを動かして足場にしたり、互いを段差から引き上げたりしながらゴールまでたどりつけばステージクリアです。ステージには押して開く「スイッチ&扉」や、通常の2倍の高さまでジャンプできる「バネ」、ボタン操作でほかのものを持ち上げる「クレーン」など、エリアごとにさまざまなギミックが登場するので、クリアするためにはそれらを上手く使いながら先に進む必要があります。■互いの長所を活かしながら、ステージのギミックを解くパズル性メインのキャラクターは、うさぎのラッピー(CV:本多真梨子さん)と、くまのマーク(CV:虎渡瑞季さん)の2人。ラッピーは「高くジャンプすることができる」「重いブロックを動かすことができない」、マークには「重いブロックを動かせる」「ジャンプはできるが高く飛ぶことができない」という特徴があり、それぞれの長所を活かしながらステージのギミックを解いていくゲーム性になっています。■キャラクターはフルボイス! 牧歌的で絵本のようなストーリー展開ストーリーは、とある森の奥にある不思議なお城にいる2人のぬいぐるみ「うさぎのラッピー」と「くまのマーク」の元に、こびとの王様から「2人が子供たちと一緒に暮らせるようになったよ」という手紙が届き、2人は不思議な仕掛けに満ちたお城の屋上へと向かう……というもの。エリアごとにイベントシーンが用意されていて、ラッピーとマークを取り巻く絵本のような世界観に癒されます。また、キャラクターはフルボイスで、ステージの途中にかけ声を出す姿がキュートです。■丁寧なギミックのアクションパズル、全60ステージが収録『といてすすんで!なぞときキャッスル』。「2人のぬいぐるみが協力する」というテーマの本作ですが、協力パズルといっても1人プレイの作品のため、システム自体はパズル性に重点がおかれたゲームデザインになっています。グラフィックやインターフェースは若干荒削りなものの、丁寧な手作り感があり、練り込まれたステージ構成とギミックの謎を解く面白さはアクションパズルゲームとして純粋に楽しめる内容です。パズルはエクストラを含めて全60ステージが収録されているので、ボリューム的にもちょうどいい感じではないでしょうか。本作の開発の経緯についてはアミューズメントメディア総合学院の公式サイトに詳細が掲載されていますので、ぜひ合わせてご覧ください。『といてすすんで!なぞときキャッスル』は、好評配信中で価格は500円(税込)です。(c)AMG(c)ARC SYSTEM WORKS【ロコレポ】 by ロココ試作型INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。Twitter:@Rococo_TestType
【ロコレポ】第77回 セガの名作体感ドライブゲームが3DSの立体視に対応して復刻!『3D アウトラン』 2014.4.27 Sun 10:00 インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロコ…
【ロコレポ】第72回 オパオパよりもシューターが涙! 3D立体視と新モードでリファインされたセガの名作シューティング『3D ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』 2014.3.23 Sun 12:20