地下アイドルユニット「仮面女子」の韓国、台湾の2ヵ国同時海外デビューについての緊急記者会見が9日、東京の秋葉原パセラリゾーツAKIBA7階にある仮面女子常設劇場「P.A.R.M.S」にてライプ中に行われた。
仮面女子は、13日に台湾で行われる「Tokyo Crazy Kawaii」ワールドツアー第2弾のステージに「仮面女子:アリス十番」が登場する。昨年開催したパリに続き、日本の「カワイイ」を世界各地でローカライズするワールドツアーの第2弾であり、「ファッション」「音楽」「フード」「アニメ&ゲーム」「キャラクター」の5ジャンルを一堂に会し、リアルな日本カルチャーを発信する。
加えて、「仮面女子:スチームガールズ」が、同日韓国にて開催される「第7回ソウルガールズコレクション」にゲスト出演する。韓国ではファッションと音楽の融合イベントとして知られており、2PMやTEENTOP、AFTER SCHOOLといったK-POPのビッグアーティストと共演もする予定だ。
記者会見では、元アリス十番、現マネージャーである月村麗華氏が「今まで地下アイドルとして毎日ここ(劇場)で公演をしていましたが、まさか世界にデビューすることができるなんて夢にも思わかった」「普段は会場でファンのみなさまと一緒にステージを作り上げていますが、海外ということでアウェー。私達の力がどこまで通用するのか。正直、緊張しています」と世界デビューにかける想いを語った。
また、7月に死去していたことが報道された「仮面女子:スチームガールズ」の月宮かれんさんについても語った。「メンバーの中には悲しみにから立ち上がれていない娘もいましたが、かれんちゃんのご家族の方からかれんちゃんが身につけていた、ブレスレットやネックレスなどを頂きました。韓国には、パスポートとかれんちゃんのトレードマークであったメガネを身につけて挑みたい」。
「無口かと思いきや、Twitterなどでは深夜でもつぶやいてしまうくらい、おしゃべりが大好きなで明るい娘でした」、「『ディステニー』という曲はかれんちゃんが作詞した曲。わたしたちは世界でかれんちゃんの想いも載せて、この曲を広めていきたい」「私は元スチームガールズからアリス十番に異動しました。その卒業式にかれんちゃんが立ち会うことができなかったのですが『また一緒にステージに立ちたいね!』と手紙を書いてくれました。悲しい気持でいっぱいですが、頂いたブレスレットとかれんちゃんが残してくれた歌詞とともに、かれんちゃんを連れて前を向いて進んでいきたいと思います」と今の心境を語った。
仮面女子、2ヵ国同時デビュー……アキバから世界へ
《編集部@RBB TODAY》
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