個性的なゲームが揃っている「東京ゲームショウ2014」のインディーゲームコーナーですが、中でもひときわ異彩を放っていたのは、ヒューガの『群馬県から来た少女・改』です。本作はライトノベルに端を発する作品であり、様々な群馬ネタが詰め込められています。一作目はすでにiOSとAndroidで無料で公開中ですが、今回はアップグレード版が展示されていました。群馬県にちなんだ新ステージの尾瀬と富岡製糸場が追加され、相変わらずの群馬ネタのオンパレードでした。またスクロールがなめらかではない、スプライトの透過処理ができていないといったMSX時代のゲームを彷彿させるネタもふんだんに盛り込まれています。リリース予定は前作と同じくスマートフォンですが、可能ならコンソールでもリリースしたいとのこと。実際にXbox Oneでのリリースが予定されているそうです。また、今回の展示作品では宮崎県を舞台とした『神話戦士ヒューガ(仮)』も公開されました。本作は、『カルドセプト』シリーズで知られるかねこしんや氏がキャラクターデザインをつとめる神話をテーマとしたアクションゲームです。宮崎県と協力して開発をすすめており、日本神話の天孫降臨から天つ神と国つ神が対決する物語を描いていくそうです。主人公は宮崎から来たヒューガちゃん。武器のヤリはすべての敵弾を跳ね返すことができ、爽快なアーケードゲームを目指しているそうです。ステージによってはシューティングゲームの要素もありました。グラフィックスや演出は『群馬から来た少女』に比べて派手なものになっており、MSXからPCエンジンに進化したようです。他にもヒューガではニコニコ静画「水曜日のシリウス」で9月24日から『ファイナルリクエスト』というWeb漫画を連載する予定です。ドット絵で描かれた個性的な作品となっており、レトロゲームファンはチェックしてみてはいかがでしょうか。記事提供元: Game*Spark
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