人生にゲームをプラスするメディア

【年末年始】これって妖怪のしわざだよね!2014年『妖怪ウォッチ』ブレイクの歩みを振り返る … 2015年も大胆予想

2013年7月、あるゲームが静かに産声を上げました。タイトルは『妖怪ウォッチ』。ゲームの売上は上々ながらも、まさかこの渋いタイトルが翌2014年に社会現象にまでなるとは、そのときは誰も想像していませんでした。

その他 全般
テレビアニメ「妖怪ウォッチ」
  • テレビアニメ「妖怪ウォッチ」
  • ニンテンドー3DSソフト『妖怪ウォッチ』
  • 「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」限定妖怪メダル「ツチノコパンダ」
  • 「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」限定データカードダスダス「ジバニャン」
  • 『妖怪ウォッチ2』イメージビジュアル
  • TVCMエキストラ1000人募集
  • 妖怪ウォッチ オフィシャル攻略ガイド
  • ニンテンドー3DSソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
2013年7月、あるゲームが静かに産声を上げました。タイトルは『妖怪ウォッチ』。ゲームの売上は上々ながらも、まさかこの渋いタイトルが翌2014年に社会現象にまでなるとは、そのときは誰も想像していませんでした。


店頭、テレビ、お菓子、玩具、文房具、日用雑貨、などなどなど・・・今や「ジバニャン」や「コマさん」といった妖怪たちを見かけない日がないと言っても過言ではありません。2014年1月のTVアニメ放映開始を皮切りに、今年大ブレイクを果たしたゲームを原作とするメディアミックス作品『妖怪ウォッチ』。2014年に『妖怪ウォッチ』がどのようにブレイクしていったか、その歩みを時系列で、インサイドのニュースを振り返りながら辿っていきたいと思います。

◆1月


【1月18日】テレビアニメ「妖怪ウォッチ」放映開始


インサイドで『妖怪ウォッチ』の名前を再び見るようになったのは1月の週間売上ランキング。前年の発売以来、目立った動きのなかったニンテンドー3DSソフト『妖怪ウォッチ』が、年末年始頃から、アニメ放映開始とあわせるように再びランキング上位に名を連ねるようになりました。この時点で出荷本数は30万本前後。

■1月のほかの妖怪のしわざ
・データカードダス『妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア』稼働
・玩具「DX妖怪ウォッチ」発売
・玩具「妖怪メダル 第1章 ~ようこそ妖怪ワールドへ~」発売


◆2月


【2月19日】3DSソフト『妖怪ウォッチ』が出荷50万本を突破


テレビアニメの放映をきっかけにゲームが再ブレイク。発売からおよそ7か月という長期間で累計出荷本数が50万本を突破しました。

◆3月


【3月14日】東京駅一番街に「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」期間限定オープン

【3月16日】・・・のはずが想定以上の来客で2日で営業休止


ここでしか手に入らない限定の「データカードダス」や「妖怪メダル」があったことや、単純な準備不足など、さまざまな原因が予測されました。ただ「いま妖怪ウォッチ来てるな!」と感じさせる最初のニュースだった気がします。

■3月のほかの妖怪のしわざ
・3DSソフト『妖怪ウォッチ』累計販売本数60万本を突破
・玩具「妖怪メダル」の売上が300万個を突破

◆4月


【4月14日】東京駅一番街「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」WEB抽選入店方式で営業再開

期間限定オープンだった店舗ですが、9月から再び出店しており、現在もWEB抽選による入店方式で営業中です。

【4月15日】3DSソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』発売決定


まだまだ『1』が売れ続けている中で、新要素や新妖怪を多数盛り込んだ『妖怪ウォッチ2』の発売が発表。内容や特典などが異なる『元祖』と『本家』の2バージョンが用意されることも話題となりました。

【4月23日】3DS『妖怪ウォッチ』が出荷100万本を突破

時間が経過するほど販売のペースが上がっていくという類稀な例。アニメなどのブレイクをきっかけに、原作ゲームの面白さも、口コミなどでじわじわ浸透し、再評価されていったものと思われます。

■4月のほかの妖怪のしわざ
・プラモデル「ジバニャン」「ロボニャン」発売
・3DSソフト『妖怪ウォッチ』累計販売本数75万本を突破
・CD「Break Out/ようかい体操第一」(アーティスト:Dream5)発売
・CD「ゲラゲラポーのうた」(アーティスト:キング・クリームソーダ)発売

◆5月


【5月23日】CM撮影「ようかい体操第一」エキストラ1000人募集


『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』のテレビCMに出演するエキストラを1000人募集。1,000人が「ようかい体操第一」を踊る内容となり、後日テレビで実際に放映されたほか、ウェブではメイキング動画なども公開されました。

■5月のほかの妖怪のしわざ
・トレーディングカードゲーム「妖怪ウォッチ とりつきカードバトル」発売
・東京駅一番街「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」開催期間を6月10日まで延長

◆6月


【6月13日】劇場版「妖怪ウォッチ」制作決定

劇場版「妖怪ウォッチ」の制作が決定し、冬休み向けの映画として公開されることが決定た。前売り券には限定「妖怪メダル」が付属することもあわせて発表されました。

【6月13日】「Mステ」にキング・クリームソーダ出演で「ゲラゲラポーのうた」披露

テレビ東京系テレビアニメのタイアップ曲にも関わらず、テレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」に、アニメ「妖怪ウォッチ」の主題歌を担当するキング・クリームソーダが出演。アニメのOP曲「ゲラゲラポーのうた」を披露しました。

【6月25日】バンダイ発表、子供の好きなキャラランキングで「妖怪ウォッチ」が初登場2位

バンダイが毎年調査して発表しているランキングで、13年連続1位の「アンパンマン」に次ぎ、初登場の「妖怪ウォッチ」が2位にランクインしました。

【6月26日】『妖怪ウォッチ』攻略本が『ポケモンX・Y』攻略本の売上を超える


オリコン「週間“本”ランキング」において、「妖怪ウォッチ オフィシャル攻略ガイド」が発売から10か月で初の首位を獲得。この時点で、2014年度のゲーム攻略本部門において、「ポケットモンスターX・Y コウシキガイドブック カロス図鑑完成ガイド」の33.2万部を上回る40.2万部を記録しています。

■6月のほかの妖怪のしわざ
・「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」ダイバーシティ東京プラザ店が期間限定オープン
・トレーディングカードゲーム「妖怪ウォッチ とりつきカードバトル」出荷枚数2,000万枚突破
・ピザーラとコラボ「妖怪ウォッチ スペシャルパック」販売決定
・ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2014でニューフェイス賞とプロダクト・ライセンシー賞を獲得

《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. 『アニポケ』でニャオハが立ちそう…本日3月29日放送回で進化を匂わせ、懐かしの「ニャオハ立つな」が再び盛り上がる

    『アニポケ』でニャオハが立ちそう…本日3月29日放送回で進化を匂わせ、懐かしの「ニャオハ立つな」が再び盛り上がる

  2. 1位はキラ…ではない!『ガンダムSEED』人気投票の最終結果発表―アスランのMSで一番人気は「ズゴック」に

  3. エアリス派とティファ派から熱い意見が殺到!「FF7のヒロインはどっち?」【アンケート結果発表】

  4. 【特集】いまさら聞けない「ガルパン」の魅力 ― ファンの心をグッと掴んで離さない“魅せ方”とは

アクセスランキングをもっと見る