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『CS:GO』八百長発覚で選手と関係者7名をイベント出場停止処分、公式ブログで捜査報告

昨年、CEVO Professional第5シーズンで八百長試合の噂がささやかれていた『Counter-Strike: Global Offensive』ですが、公式ブログは捜査の終了と共に選手と関係者7名をイベント出場停止処分にしたと報告しました。

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昨年、CEVO Professional第5シーズンで八百長試合の噂がささやかれていた『Counter-Strike: Global Offensive』ですが、公式ブログは捜査の終了と共に選手と関係者7名をイベント出場停止処分にしたと報告しました。

処分を受けたのは、Duc “cud” Pham氏、Derek “dboorn” Boorn氏、Casey Foster
Sam “Dazed” Marine氏、Braxton “swag” Pierce氏、Keven “AZK” Lariviere氏、Joshua “Steel” Nissan氏の7名。今後、Valveが主催するイベントへの一切の出場が禁止されるとのことです。

騒動の発端は2014年8月21日、アメリカ有数のプロチーム iBUYPOWERとNetcodeGuidesの試合でした。例年の成績からiBUYPOWERが難なく勝利することが予想されていましたが、結果は同チームの惨敗。重要な局面での不自然な動作や敗北時にメンバーが笑っていたことから八百長疑惑がささやかれていました。

今月16日、海外メディア The Daily Dotは、当事者が事実を認める会話を収めたテキストメッセージと共に疑惑に関する新たな証拠を報道。八百長の発覚は決定的なものになっていました。これを受けて今回、運営元は公式ブログにて捜査の終了を発表。関係者7名に対する処分を明らかにしました。

捜査報告によると、八百長を裏付けるに足る数の取引が選手たちのアクティビティ履歴から明らかになったとのこと。Duc “cud” Pham氏が試合で得た高価な勝利アイテムの多くが、Derek “dboorn” Boorn氏を経由して複数のiBUYPOWER選手とNetCodeGuidesの創設者、Casey Foster氏へ送られていたことを伝えています。

最後に、公式声明は急激なプレイ人口増加とe-Sportsへの影響に言及すると共に、次のように強調しています。「プロフェッショナルプレイヤーおよびマネージャー、チームの組織メンバーは、いかなる場合においてもCS:GOの試合における賭博、もしくは大規模賭博への関与、ならびに賭け金へ影響を及ぼしかねない情報伝達を行ってはならない」
《河合 律子》
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