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『MHF-G』独り立ちマニュアル…初心者がハンターらしくなるまで徹底解説

2007年に『モンスターハンター フロンティア オンライン』としてサービスを開始して以来、実に8年もの歴史を持つオンラインハンティングアクション『モンスターハンター フロンティアG』。「ほかのシリーズとどう違うの?」と未プレイの方も多いのではないでしょうか。

任天堂 Wii U
意外に1人プレイが充実!『MHF-G』
  • 意外に1人プレイが充実!『MHF-G』
  • ベテランハンターさんたちに追いつくはじめの一歩!
  • 強い武具を作ったり
  • マイハウスを拡張したり
  • やれることはたくさん!
  • 教官のようにはなれませんが
  • ゲーム開始直後を徹底レポート!
  • COG IDの取得(カプコンオンラインゲームズ 公式サイトより)
2007年に『モンスターハンター フロンティア オンライン』としてサービスを開始して以来、実に8年もの歴史を持つオンラインゲーム『モンスターハンター フロンティアG』。「ほかのシリーズとどう違うの?」と未プレイの方も多いのではないでしょうか。

現在は、Wii U/PS3/PS Vita/Xbox 360/PCと、身の回りのネット環境さえ整っていれば、さまざまなハードでプレイできる本作。しかも、一部機能制限があるものの「HR(ハンターランク)」が99になるまでは無料でプレイ可能ということで、これまで触れたことがないのはもったいない!



……というワケで、今回は「今から始める『MHF-G』!」と題して、『MHF-G』をこれまでに全くプレイしたことがなく、普段は【そそれぽ】を連載しているワタクシ、そそそ こと 津久井箇人が、本作のゲーム開始からハンター生活を軌道に乗せるまでを徹底レポートしていきたいと思います。

余談ではありますが、以下に筆者の『モンハン』プレイスペックを参考までに掲載。

■ライターの『モンハン』シリーズプレイ経歴
・『モンスターハンターポータブル2nd G』
・『モンスターハンター3(tri)G』
・『モンスタハンター4』

シリーズ全体を通せば全くの未経験ではないものの、決して上級者とは呼べない中途半端なプレイスペックで、果たしてオンラインゲームである『MHF-G』をプレイして大丈夫なのでしょうか……。読者の不安を煽っていくスタイルで、早速レポートしていきたいと思います!ちなみに、今回は筆者のベストなプレイ環境ということで、テレビで大画面プレイ、Wii U GamePadでごろ寝プレイを楽しめるWii U版をチョイス。基本的な内容はどのハードでも変わらないので、好きなハードを選んでプレイしてみてくださいね。


【掲載項目】
■ゲーム開始までのおおまかな流れ
・無料で「COG ID」を作成
・料金コース、基本は二択!
・自分だけのキャラクターを作る!
・サーバー/ワールドを選んでゲーム開始!

■ゲーム開始直後のアレコレ
・教えて「教官」!
・とりあえず覚えておきたい4つの施設
・自分だけの目標を設定してみる

■実際にしばらくプレイしてみた
・心強いNPC!意外にも1人でまったりプレイが可能
・協力プレイのきっかけをつかむために

■強いハンターになりたい!
・我が宿敵「ヤオザミ」と「ダイミョウザザミ」を乗り越えて
・更に上のHRへ!「公式狩猟試験」を受ける
・協力プレイで大型モンスター討伐にチャレンジ

◆ゲーム開始までのおおまかな流れ



■無料で「COG ID」を作成

まずは、本作のプレイに必要となるカプコンオンラインゲームズのID「COG ID」を無料で作成。ダウンロード・インストールした『MHF-G』からでも、ゲーム開始の流れでブラウザが立ち上がり、そのまま登録することも可能です。とは言え、特にゲーム機の場合はブラウザが不便だったりもするので、あらかじめPCなどでIDを取得しておくとよりラクかもしれません。すでに「COG ID」を持っている人は、IDとパスワードを入力して、そのままログインしましょう。

●カプコンオンラインゲームズ:http://www.capcom-onlinegames.jp/

■料金コース、基本は二択!
機能制限がありつつも、「HR(ハンターランク)」が99になるまで無料でプレイできる「トライアルコース」と、基本的なプレイがすべて可能な有料の「ハンターライフコース」が用意されています。このほかにも「エクストラコース」など、追加でさまざまなことができる料金コースが用意されていますが、まずは「トライアルコース」と「ハンターライフコース」の2つのコースをしっかり理解してから検討をすることをオススメ。


【トライアルコース】
料金:無料
主な機能制限:HR99以上が受注条件となっているクエストが受注不可

一部機能制限があるとは言え、ハッキリ言ってかなりのボリュームを無料でプレイできます。『モンハン』シリーズ未経験の人、『MHF-G』初プレイの人は、まずはこのコースでゲームを触ってみると良いかもしれません。・・・というか「触ってみる」というレベルじゃなく、本当にかなりガッツリと遊べます。これで遊べているのは『MHF-G』の“ほんの一部”というのだから、『MHF-G』の底知れぬボリュームに戦慄ですよ!(笑)

【ハンターライフコース】
料金:[30日]1,400円 [60日]2,520円 [90日]3,570円 ほか

機能制限なく、基本的なプレイを全て行えるようになります。『MHF-G』を本格的にプレイしたいと思ったら、まずはこのコース。しかも今だけ「ハンターライフコース 30日」の料金が初回に限り大幅に安くなり、さらに30日プラスになるキャンペーンを実施中なのです!

→初回限定割引実施中!
「ハンターライフコース」導入を決めた人に朗報!今なら初めて「ハンターライフコース」を利用する人限定で、「30日」の料金が割引されるキャンペーンを実施中。通常1,400円のところ、なんと500円でハンターライフコースを30日+30日、合計60日間満喫できます。割引キャンペーンの締め切りは好評につき2015年4月15日から2015年9月2日まで延長となりました。お得なこの期間をお見逃しなく!

■自分だけのキャラクターを作る!
さて、事務的な準備が整ったらいよいよゲーム的な準備。「キャラクタークリエイション」で自分の分身となるハンターを作っていきましょう。名前決めはもちろん、性別、インナー、顔、髪型、髪色、ボイスを自由に組み合わせて、自分好みのキャラクターにしていきます。

ここで決めた初期武器の種類は、ゲーム開始時に追加で特別にもらえるちょっとだけ強めの武器にも反映されます。「入門者オススメ度」を参考にしつつも、それぞれの武器の種類は一長一短なので、見た目重視もよし、性能重視もよしですが、ここでは「これだ!」と思った武器をぜひ選択しておきましょう。もちろん、あとから違う種類の武器も使えるのでご安心を。

■サーバー/ワールドを選んでゲーム開始!
サーバーは、ハードごとに決まっていて、相互にサーバー間を移動することはできません。友達と一緒に遊びたいという人は、友達がどのハードでプレイしているか事前に確認してから始めましょう。


【MHF-Gのサーバー(2015年3月30日現在)】
・サーバー1 - PC、PS3、PS Vita共有サーバー
・サーバー4 - Xbox 360専用サーバー
・サーバーW1 - Wii U専用サーバー

ワールドは「入門区」「自由区」「交流区」「求人区」、そして新たに追加された「復帰区」の5つに分かれており、それぞれゲームプレイの主目的が異なってきます。初めてプレイする人は、まずは「入門区」のワールド、「ビギニング」「ファースト」「ルーキー」のどれかからスタートしましょう。「ビギニング」に人が集まりやすい傾向があるようですが、人の多いところでプレイするか、人の少ないところでプレイするかはお好みで。更に「ランド」が1~4に分かれていますが、これも混雑具合を見てお好みで。

ワールドを決める際「繁殖期」「温暖期」「寒冷期」なるものが目に止まります。これは、クエスト中のモンスターの出現率などに影響するのですが、序盤はそこまで気にしてプレイしなくても大丈夫。ハンター生活の中で、明確に目標が見えてきたら意識するものだと思って、今はひとまずスルーしておきましょう。

また「復帰区」は初心者にも有効なワールドとなっていますが、入るためにいくつか条件があるため後述します。


◆ゲーム開始直後のアレコレ




■教えて「教官」!

拠点となる「メゼポルタ広場」に降り立ったプレイヤーキャラのハンター。まずは、「教官」からハンターとしての基本を学びます。「ゴゴモア」という大型モンスターを相手にした実戦訓練や、拠点の施設の説明など、さまざまなことを教えてくれます。いわゆるチュートリアルにあたる部分です。

「教官」は、その後もHR10までは、プレイヤーキャラを何かと助けてくれます。マイハウスでゲームのさまざまな知識を教えてくれたり、NPCとしてクエストの手助けをしてくれたり(後述)、更にクエスト中にモンスター討伐のアドバイスをくれたりと、超良い人なのです!

■とりあえず覚えておきたい4つの施設
さまざまな施設が立ち並ぶ「メゼポルタ広場」ですが、いきなりそのすべてを利用することにはなりません。利用するためにHRが制限されていたり、制限がなくても実質的に今すぐには必要なかったりするものも多いです。そこで、ひとまずこれを覚えておけば間違いないという4つの施設をピックアップ。使い方と一緒に簡単に紹介します。


【受付】
特に重要なのは「総合クエスト」の受付です。ハンターはここで自分に見合ったクエストを受注。クエストの目標を達成し、資金や素材を集めて新たな武具を作り、より難易度の高いクエストをこなすことを目指すのがハンター生活の基本サイクルになります。

基本的なクエストは大体「採集」か「狩猟」が目標に設定されています。「採集」の場合、決められたアイテムを決められた個数採集して、納品することがクリア条件。「狩猟」の場合は、決められたモンスターを決められた数「討伐」あるいは「捕獲」します。大型モンスターの「捕獲」はやや難しいので、まずは難易度の低いクエストで大型モンスターを「討伐」できるようになることを目指しましょう。大型モンスターの討伐は、誰が何と言おうと『モンハン』の花形なのです!

【マイシリーズ】
「マイハウス」は自分の冒険の準備をする場所。「回復薬」などクエストに持ち込める手持ちのアイテムの数は決まっているので「アイテムボックス」で整理したり、装備を変えたり、本棚で「通り名」を決めたりできます。またベッドで寝ると夢の中で武器の操作練習をすることも可能。使い慣れない武器はここで練習するのもアリです。

「マイガーデン」は、クエストが1回終わるごとに「麦わらネコ」たちが収穫したアイテムを受け取ったり、(HR5以上で条件を満たすと)マスコット「グーク」のお世話ができたりします。特に、受け取れるアイテムは序盤ではけっこう役立つので、クエストから戻ったらチェックするように心がけましょう。

「マイサポート」は、クエストをサポートしてくれる「ホルク」や、NPC「パートニャー」のお世話や準備ができます(「ホルク」「パートニャー」は後述)。また、クエスト中に受けるダメージを大幅に軽減できるアイテム「元気のみなもと」を1日1回拾うことができます。

【武具工房】
フィールドで採集した素材、あるいは討伐したモンスターから剥ぎ取った素材などを一定量揃えると、新たな武器や防具を作ったり、強化したりできます。多種多様な武具が存在するので、自分に見合った次のステップとなる武具の生産を目標にクエストを選んで受けても良いかもしれませんね。

【総合ショップ】
クエストに挑む際に必要なアイテムを購入できます。アイテムは素材から「調合」して自分で作ることもできますが、素材が足りないときや面倒なときはここで買い揃えておきましょう。特に「回復薬」をはじめとする回復系アイテム、「ピッケル」などの採集系アイテムは、どんなクエストに出発する場合でも十分に持っておきたいところ。

ただし、持てるアイテムの数は現地で入手したアイテム(素材)を含めて限りがあるので、無駄に持ち込みすぎるのはかえって邪魔になるだけなので注意しましょう。次に挑むクエストに見合ったアイテムを、「マイハウス」などの「アイテムボックス」の中身とあわせて準備することが大事です。

■自分だけの目標を設定してみる
結局のところ、当面の間プレイヤーがすべきことすべてに通じるのは「HRをいかに上げていくか」という部分なのですが、それだけだと「クエスト」を受注してクリアして・・・と、ちょっと作業的になりがち。そこで、自分だけの目標を定めてみました。

ずばり「ホープ装備セットからの卒業」

初期装備の防具「ホープ装備」セット。内容がそれなりに良いだけに、前述の最初にもらえる武器とあわせて、開始直後はかなり重宝します。そのため、初心者でも容易にクリアできる簡単なクエストで手に入るような「素材」から新しい防具を作っても、逆にステータスが低下してしまうものがほとんど。しばらくはこの初期装備で、さまざまな「クエスト」に挑んでいくことになると思います。

そこで、そんな「ホープ装備」セットから卒業して、より強く、より自分好みの装備を身につけることを個人的な目標としてまずは設定してみました。ハンター生活に対するモチベーションも俄然高まります!

《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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