年末商戦における重点ゲームの商談会としてスタートしたE3。しかし年を追うごとにその機能が多様化しています。今年度も多数の大作ゲームが展示される一方、水面下でさまざまなVRデモが用意され、関係者向けに展示されていました。その一つで、独Crytek(クライテック)がOculus Riftのクレッセントベイ向けに開発した『Back to Dinosaur Island 2』を体験できたのでレポートします。
本作はGDC2015で公開された技術デモ『Back to Dinosaur Island』と世界観を共にするものです。前作は巨大昆虫が飛び交う中、恐竜の生態を観察するものでしたが、本作は翼竜のコロニーがある絶壁をワイヤーに牽引されて登っていくというものです。途中で何度かリフトグリップを握りかえる必要がある以外は、特にめぼしいインタラクションはなく、テーマパークのライドものといった内容だともいえます。