東京おもちゃショー2015(東京ビッグサイト、6月18~21日)に、“チェリオ版86”が登場。2012・2013年の「ライフガード」をモチーフに、「ラッピングではなく、2か月以上かけて塗装したもの」という。外観意匠は、ライフガードのデザインを手がけるM&K カスタムサインズ(愛知県岡崎市)のMAKOTO氏が担当。塗装はSOLID Custom's(愛知県岩倉市)で行なわれ、「1台あたり2か月以上かけ、何層にも塗り重ねた」という。メタルフレーク×キャンディー・ペイントと呼ばれるこの塗装は、ベース塗装、炎ペイント、迷彩ペイント、レタリング・ピンストライプ(縞模様)、最終仕上げと5つの工程を経る。レタリング・ピンストライプの段階でも、塗っては削るという作業が続く。塗装の段差をなくすために、クリアーを車体全体にペイントしたあと、サンドペーパーで表面をフラットにする。そのあと、ロゴや炎に立体感を加え、サイドクリアーをペイントし、レタリング・ピンストライプをフリーハンドにて筆で描き込むという。ブースには、ヘッドライトとボディの境界線などに注視する来場者の姿があった。「こういう“継ぎ目”の部分を見るとラッピングってわかるものだけど、これ、塗装してるんだ。すごいな」と唸っていた。
【東京おもちゃショー2015】日本おもちゃ大賞、ヒット・セールス賞「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」など7部門発表 2015.6.21 Sun 16:50 日本おもちゃ大賞 2015の受賞商品が決定した。7部門を受賞した…