それでは最後に接着。プラスチック製のミニチュアのパーツは、瞬間接着剤でも接着できますが、出来れば「プラセメント」と呼ばれるプラモデル用の接着剤で接着するとよいでしょう。プラスチックを溶かしてしっかり接着できます。
プラセメントはだいたい400円~で売られています。こちらも模型店やアマゾン、家電量販店の通販サイト等で入手できます。
ドロッとしたタイプと流しこみタイプがありますが、個人的にはミニチュア用にはドロッとしたタイプ(写真の物)の方が好み。このタイプは有機溶剤が入っているので換気ををしながら使いましょう。
こんな感じで蓋についたハケで接着剤を塗って、パーツ同士貼り付けて、ポーズを調整したら後は終わり。数分で大体かたまりますが、1時間もすれば完全に固まります。はみ出てしまった部分は完全に固まったあとで、デザインナイフで削り取るとよいでしょう。
というわけで「ごろつき」の出来上がり。完成するとこれくらいの大きさになります(10円玉もブル・タックで立たせているよ。便利!)。未塗装でも十分かっこいいですよね。
今回は付属の円形のベースを接着していますが、『フロストグレイブ』のミニチュアはベースの形は自由なので、例えば、他に使う予定のミニチュアが四角いベースに乗っていたら同型のベースを用意して乗せると統一感が出ていいかもしれません。
長々と書いてはいますがやっていることは非常にシンプル。慣れてくれば10分立たずに一体組み立てることができるようになるでしょう。ぜひこの記事を参考に、ミニチュアを組み立ててみてくださいね!
今回使った『兵士ボックス』は、定価5000円(税込)で公式ストア及び取扱店で販売中。記事執筆現在では、品切れ中のようですが、9月下旬ごろには入荷するとのこと。入荷の告知等は公式Twitterアカウント(@frostgravejapan)で行われるはずなので、気になる方は要チェック。
また、『フロストグレイブ 基本ルールブック日本語版』は定価6000円(税込)で発売中。ルールブックはアマゾンでも買えますよ。
次回以降は『フロストグレイブ』や他のミニチュアゲームで多く使われている金属製・レジン製のミニチュアの組み立て方、ミニチュアの塗装方法、そしてゲームの遊び方を紹介予定。乞うご期待!
■傭兵ペンギン
フリーライターとして働く傍ら、時々アナログゲームの翻訳をしております。アナログゲームと筋肉映画が大好物。最近はホビージャパンのテーブルゲームチャンネルでTRPG『ウォーハンマーRPG』のプレイ風景を生配信する番組に出演中。アーカイブ動画もありますので、是非チェックしてみてね!
Twitter:@Sir_Motor
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