人生にゲームをプラスするメディア

【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは

バーチャルリアリティ関連の出展が熱かった東京ゲームショウ2015。今回はその中でもヘッドマウントディスプレイを使いながらもサイバー空間ではなく、現実空間を生かした出展を2つまとめてご紹介いたします。

その他 全般
【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは
  • 【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは
  • 【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは
  • 【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは
  • 【TGS2015】VRを使って“現実のジオラマの中”に没入する試みとは
バーチャルリアリティ関連の出展が熱かった東京ゲームショウ2015。今回はその中でもヘッドマウントディスプレイを使いながらもサイバー空間ではなく、現実空間を生かした出展を2つまとめてご紹介いたします。

◆『GULIVER』




まずひとつ目は香港からやってきた『GUILVER(ガリバー)』。360度の映像が撮れるカメラとヘッドマウントディスプレイを組み合わせ、ミニチュアで作られたジオラマの中を探検できるというデバイス。



現実の空間にあるジオラマならではのリアルな質感がデジタルでは味わえない没入感を演出。今回展示されていたジオラマは、カメラが搭載されたボートが怪しい河を進んでいくというもので、環境音の演出もあり、霧を抜けると顔のない大量の人影が見えるというのはホラー的迫力があって楽しかった!

ジオラマを覗き込む人は巨人に見えるだけでなく、振り向けばヘッドマウントディスプレイをつけた自分も見えるし、ある種の幽体離脱感も味わえました。

『GUILVER』は、博物館での展示やビジネスのプレゼンテーションで活用を目的に作られたとのことですが、個人的にはこれを使ってミニチュアゲームを遊んでみたいですね!公式サイトは こちら

◆『くえりんろぼ』




続いて、日本の株式会社ポケット・クエリーズの『くえりんろぼ(Query'n Robot)』。こちらは、カエルっぽい見た目のラジコン・ロボット搭載されたカメラの映像をヘッドマウントディスプレイで見れるというもの。



今回は、ジオラマの街に迫り来る宇宙人を撃ち落とすというゲームを展示。ロボットの走行機能が使えなかったので街を探検する感じは味わえなかったものの、頭の動きに合わせてロボットが首を振るというこの技術を応用してジオラマの中でプレイヤーが操作するロボット同士で戦えたら超楽しいだろうなぁ……!

『くえりんろぼ』は、今回はゲームの展示でしたが、コンサートやスポーツの代理鑑賞、家に居ながらにして会社にバーチャル出社するなどの方向で活用することも考えられているんだとか。公式サイトはこちら
《傭兵ペンギン》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. 『ときメモ』“ヘルメット”なんて呼ばれてた美樹原さんが超絶美少女に!個性的な前髪は、「ドット絵では表現できなかった」

    『ときメモ』“ヘルメット”なんて呼ばれてた美樹原さんが超絶美少女に!個性的な前髪は、「ドット絵では表現できなかった」

  2. 5月20日は“ご無礼の日”!近代麻雀「むこうぶち」がまもなく連載25周年、限定無料公開や各巻11円セールを実施

    5月20日は“ご無礼の日”!近代麻雀「むこうぶち」がまもなく連載25周年、限定無料公開や各巻11円セールを実施

  3. 『ポケカ』新弾「Pokémon GO」に驚きの仕掛け―表面のシールを剥がせば…「メタモン」だー!

    『ポケカ』新弾「Pokémon GO」に驚きの仕掛け―表面のシールを剥がせば…「メタモン」だー!

  4. スイッチで遊べる“体験版あり”の新作タイトル5選!購入に迷ったら、まずはお試しプレイでゲームとの相性診断を

  5. 『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」

  6. 任天堂に約20億円の損害賠償を支払う「クッパ」海外インタビューでいろいろ語る…起きたらライフルを突きつけられていたことや時給1ドルの仕事など

アクセスランキングをもっと見る