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3DSの本格TPSを僅か3名で開発!『アイアンフォール インベーション』のVD-Devインタビュー

これまでも携帯ゲーム機の限界に挑戦するようなゲームを開発してきたVD-Dev社。最新作の『アイアンフォール インベーション』について聞きました。

任天堂 3DS
3DSの本格TPSを僅か3名で開発!『アイアンフォール インベーション』のVD-Devインタビュー
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これまでも携帯ゲーム機の限界に挑戦するようなゲームを開発してきたVD-Dev社。僅か3人のスタッフは全員45歳で、テクニカルリードのFernando VELEZ氏とグラフィックデザイナーのGuillaume DUBAIL氏がフランスのディジョンに住み、テクニカルリードのFrederic ZIMMER氏がカナダのモントリオールに住んでいるというチーム。

最新作のニンテンドー3DS向け『IRONFALL -Invasion-(アイアンフォール インベーション)』が日本でも配信解されたのに併せて、メールでインタビューを実施しました。この時代にフルアセンブラで書かれ、本格的なTPSを60fpsで実現した彼らはどのようにゲームを開発したのでしょうか。



―――VD-Devについて少し教えていただけますか?

VD-Devは25年前、まだ僕らが学生だった頃に立ち上げたスタジオです。元々は2人の友達でやっていたスタジオなのですが、2年前に『Watch Dogs』のテクニカルリードが参加してくれました。僕たちは任天堂の携帯ゲーム機が大好きで、そのポテンシャルを最大限引き出すようなゲームを作りたいと考えています。ゲームボーイアドバンスで作った『V-Rally 3』やニンテンドーDSの『C.O.P The Recruit』などが代表作です。


左からFernando VELEZ氏、Frederic ZIMMER氏、Guillaume DUBAIL氏


―――3DSで本格的なTPSを開発するに至った経緯を教えていただけますか?

僕らは3DSもシューターも大好きだったんです。なので、インディーチームとしてどんなに時間がかかっても構わないので、この組み合わせで素晴らしいものを作ってやろうと考えたんです。良いグラフィックエンジンや、AI作り、そして本当に面白いゲームに磨き上げていくのには本当に多くの時間を費やしました。僕らは『Gears of War』やジャンルとしてTPSが大好きだったので、3DSでTPSを作るというのは本当に楽しい経験でしたね。



※動画は開発途中の技術デモ映像です。実際の商品仕様とは異なります。

―――どういったコンセプトでゲームは作られたのでしょうか?

『IRONFALL -Invasion-』は3DSのTPSで、舞台は近未来で、宇宙から何者かが地球を侵略してきます。ストーリーモードでは彼らと対決しながら地球を護るわけですが、単純に撃つだけではなく、頭も使って戦い抜く必要があります。豊富な種類の武器があり、建物への潜入や、ヘリコプターからの攻撃、ミニゲーム、巨大なボス、ゲームプレイは多様です。マルチプレイヤーも複数のモードが収録されています。

―――3人という少人数で作る上での苦労や工夫した点があれば教えていただけるでしょうか?

たった3人でゲームを作るというのは、沢山働かなくてはいけないということです!でも僕らは本当にゲーム作りが好きなので、一週間ずっと働き続けたとしても、それは"仕事"という感覚ではないわけです。本当に楽しみながら作っている、それが上手く行っている秘密だと思います。3人しか居ないので意思決定も早いですし、上手く一緒に働けるようなツールも活用しています。

―――ゲームで特にこだわった点を教えていただけますか?

シングルモードでは巨大なボスを特に見て欲しいですね。これが3DSで実現できるんだ、という風なものになっているはずです。また、色々なミニゲームも楽しめるはずです。

マルチプレイモードではとてもバランスが取れたステージを作れたと思います。生き残るには、戦場を駆け抜け、上手くカバーに隠れる必要があります。世界中のプレイヤーと戦えるので楽しいはずです。アガツマ・エンタテインメントのエージェントのRicaさんのお陰で日本でも発売できる事になりましたので、世界中の人と一緒に遊べます。是非それを楽しんで欲しいです。

―――最後に日本のゲームユーザーにメッセージをお願いします

日本の皆様、こんにちは。楽しみながら作った『IRONFALL -Invasion-』を楽しんでいただけると嬉しいです。宜しくお願いします!
《土本学》
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