大手ゲームメディアやイベント、関連団体からその年度にリリースされた人気ゲームに贈られる栄えある称号「Game of the Year(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)」。海外フォーラムに投稿されたスレッド「OK, let's choose our GOTY and our biggest disappointment of 2015(みんなの2015年度ゲーム・オブ・ザ・イヤーと1番ガッカリしたゲームを決めよう)」では、本年に配信された傑作タイトル、期待外れだったタイトルが多数選出されています。
海外ゲーマー達にとって特に高評価とされていたのは、『Halo 5: Guardian』『Fallout 4』や小島秀夫監督の『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』、DLC「The Old Hunters」がリリースされたばかりの『Bloodborne』、そしてCD Projekt RED手がける大作RPG『The Witcher 3: Wild Hunt(ウィッチャー3 ワイルドハント)』など。特に『The Witcher 3』はその世界観の規模や親しみやすいクエスト、魅力的なキャラクター達が大好評で、更なる追加コンテンツ配信にも期待が寄せられていました。
また、非AAAタイトルでは、『Undertale』や『Life is Strange』『SOMA』、Steam早期アクセスから卒業した『Kerbal Space Program』、シティビルダーファンの期待に応えた会心作『Cities: Skylines』なども人気を集めていました。実際のゲーム内容とは無縁ではあるものの、『XCOM 2』の“2016年への発売延期”も「ガッカリした出来事」のひとつとして数えられていました。年末年始に向けた新作リリースが期待される昨今ですが、今年も残すところ1ヶ月。セールや各イベントに備え、2015年に遊んだ傑作ゲームを振り返ってみるのもまた一興と言えるのではないでしょうか。