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日本語版『エルダー・スクロールズ・オンライン』冒険日誌プレイレポ―タムリエルの世界を堪能!

DMM GAMESによって正式サービスが始動した日本語版『エルダー・スクロールズ・オンライン』。筆者も、さっそくローンチ日からプレイを開始。今回はゲーム序盤の冒険の様子も交えながら、気になる本作の特徴や魅力を解説していきたいと思います。

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2016年6月23日、DMM GAMESによって正式サービスが始動した日本語版『エルダー・スクロールズ・オンライン(The Elder Scrolls Online 以下ESO)』。Bethesda Softworksが贈る『TES』シリーズの壮大な世界を、大規模なオンライン環境で他のプレイヤーと楽しめる注目作です。『The Elder Scrolls V: Skyrim』をはじめとする『TES』シリーズをプレイしてきた筆者も、さっそくローンチ日からプレイを開始。今回はゲーム序盤の冒険の様子も交えながら、気になる本作の特徴や魅力を解説していきたいと思います。

■『The Elder Scrolls』シリーズの世界をベースにしたMMORPG



『ESO』は、大人気ファンタジーRPG『The Elder Scrolls』シリーズをベースにしたMMOなので、世界観も今までのシリーズ同様 “タムリエル”と呼ばれる架空のファンタジー大陸が舞台になっています。ただ今までのシリーズと直接的なストーリーの繋がりはないので、過去作をよく知らなくても安心してプレイできます。とはいえ、シリーズのファンなら世界観や地名などにニヤリとできる事間違いなしです。

物語は『The Elder Scrolls V: Skyrim』よりはるか前の時代(第二期582年)、支配者がいないタムリエルの皇帝の座を奪い合う3つの勢力と、タムリエル全土を征服しようとしているデイドラ公(神や悪魔のような存在)の“モラグ・バル”が絡み合うストーリー。プレイヤーは3つの勢力のうち1つを選び、その勢力の同盟員としてタムリエルの皇帝を目指し奮闘します。

■キャラクターメイクで最初の勢力が決まる



キャラクターメイキング画面では、前述した3つの勢力のうち1つを選ぶ事になるのですが、どの同盟員になるかで使える種族が変わる他、PvPエリアにおいては所属している陣営にわかれて戦争をするので、一緒にプレイしたい友人や仲間がいる場合は、同盟を揃えておく必要があります。

なお、一度決めた勢力や種族の変更はできないものの、キャラクターレベル50(ベテランランク1)になると、他勢力のクエストがプレイ可能になります。また、クラウンストアで購入できる“冒険者パック”があれば好きな種族を好きな勢力で始められます。


というわけで筆者は、エボンハート・パクトに所属するノルドを作成。種族によって覚えられるスキルも違ってきます。キャラクターメイクは『TES』シリーズの醍醐味であり、本作『ESO』でも健在。顔のパーツ、髪型、体のサイズ、アクセサリーまで、細部を自由に設定できるので本当に楽しいです。キャラ作成だけで一晩が過ぎてしまった!なんて話もよく耳にします。

次にクラスは、聖なる力で回復も攻撃もできるテンプラーを選択。『ESO』はどのクラスを選択しても全ての武器・防具が装備できるので、もちろん向き不向きはありますが、例えばメイジで両手剣、重装備で戦うなんて事も可能です。

■メインクエストはもちろん、サブクエストも楽しい



『ESO』は自由度の高いMMORPGでありながら、メインストーリーがとにかく壮大で、サブクエストの数も莫大です。なにより『The Elder Scrolls』シリーズの世界観を壊すことなく取り込んでいるので、シリーズをプレイしたファンなら、一人で散歩しているだけでとても楽しめるのでは、と感じます。


メインストーリー進行中。ここでは最初に出会うNPC「リリス・ティタンボーン」の過去などが明らかに。
主要NPCの設定もしっかり作られています


サブクエスト中。登場するサブのNPCキャラ一人一人にもしっかり吹き替えがついています

筆者は英語版の『ESO』もプレイしていましたが、今回改めて日本語でゲームプレイを体験して、MMORPGで見られる一般的な「お使いクエスト(街をいったりきたりさせるもの)」があまりないのが印象的でした。メインストーリーはもちろん、サブクエスト1つ1つに、しっかり世界観にあわせたストーリー展開が用意されている所に好感を持ちました。グループプレイだけでなくソロプレイでも楽しめる要因はこの部分が大きいのかもしれません。


レベル上げや冒険は基本的にソロプレイで進められますが、近くにプレイヤーがいる場合はパーティを組まずとも、同じ敵を倒したり回復したりして助け合う事ができます。経験値やアイテムは横取りされる心配がなく、クエストMobを複数人で攻撃しても全員分カウントされるので、ギスギスする事はまずありません。レイドに関してはパーティーでしか入れませんが、その他はソロでも充分プレイ可能なバランスです。


筆者は、あるサブクエストに挑戦中、ギミックのある宝箱をどうやってあけるのか英語で聞かれました。サーバーはNAのメガサーバーに接続して北米プレイヤーと一緒に遊べる仕様なので、パブリックチャット欄は基本的に英語が多めです。といっても簡単な英語でもコミュニケーションはできますし、言葉が通じなくても一緒に冒険や戦闘はできるので、勇気を出して海外のプレイヤーとやりとりしたいですね。


日本人のプレイヤーもいないかな!と探しながらプレイしていたところ、Amazon限定で販売されていた日本語版特典の「黒猫のミミちゃん
をあちこちでみかけたので、日本からのユーザーも少なくない模様。一人旅を楽しんでいる方が多いのかもしれません。

■ステータス振りも自由なので、思い通りのキャラを育てよう!



本作では、プレイヤーキャラクターがレベルアップするたびに1ポイントもらえ、自由にステータスに割り振れます。筆者はたくさん走りたいのでスタミナ全振りしました。


スキルポイントはレベルアップ時や世界中に散らばっている「スカイシャード」を集める事で増やせます。クラススキルの他、武器スキルや種族別スキル、ギルドスキル、各クラフトスキルなど多数あり、自分の好きなように割り振っていく事ができます。ノルドは両手武器の取得経験値がアップするパッシブや、防御力、冷気属性の耐久があがるパッシブを持っています。


『TES』シリーズにも共通するシステムですが、各スキルにもレベルがあり、使えば使うほどそのスキルのレベルがあがっていきます。クラスアビリティなどは、レベル4まで使い込むとスキル変化が可能になり、さらに強力なアビリティとして使用できます。もちろん変化させないという選択も可能です。

■クラフト要素は中盤以降が本番かもしれない



道中ひろいあつめた草花を調合してポーション作成中


各種武器や防具も製作できます

クラフトに関しては、冒険の途中いろいろな素材がひろえるので、それらを使って作ることになります。武器や防具、錬金、料理、エンチャントなど、たくさんの物が作れます。筆者だけかもしれませんが、素材集めが面白くてクエストそっちのけで草花ひろってたというパターンに陥ってました。

ただクラフトにもスキルレベルがあるので、最初のうちは弱い物しか作れません。序盤から中盤に関してはドロップ品やクエスト報酬などの方が武器防具などは高性能なので、キャラのレベルやスキルレベルが育ってからがクラフト本番といった印象です。

■PvPに身を投じても、一人きままに放浪しても、プレイヤーの自由



レベル10で入れるようになるPvPエリア「シロディール」の陣地より。PvPエリアなので、全同盟の人達が集まれる場所であり、お互いに攻撃可能です。大規模PvP時には、各地の砦やこの拠点を取り合うことになります。このエリアは「レベル補正」というものがあり、最低レベル10で入場してもある程度ステータス補正をかけてくれるので、「レベル10だから戦争に参加できない…」という事はありません。時間が合えばPvPが好きな人は戦争に参加した方が絶対面白いです。

といっても、本作でPvPを行うかはプレイヤーの自由。PvPで最強を目指するのもありですが、本家『TES』シリーズのように、時間を気にせず1人できままに放浪したり、サブクエストを制覇してもいいし、クラフティングを追求したり、楽しみ方を自分で見つけられるMMORPGという点が、『ESO』の大きな魅力のひとつです。


スカイリムに登場していた“リフテン”へお散歩。個人的に好きな街です


火山地帯のアッシュマウンテン。マップ1つ1つ、特徴のある風景が楽しめるので散歩しているだけでも面白いです

■日本語ローカライズで世界観やストーリーの完成度を実感!


元々『ESO』は、2014年4月に海外で発売された作品。大人気ファンタジーRPG『The Elder Scroll』シリーズがMMORPGとして登場し、日本からもプレイは可能でしたが、残念ながら日本語ローカライズはされておらず、言語の壁にぶつかりながらプレイしていた方や、プレイ自体をあきらめていた方もいるのではと思います。筆者もオンライン辞書片手に必死にプレイしていました。

改めて日本語ローカライズされた本作品をプレイし、ストーリー1つ1つの完成度の高さをしっかり見る事ができたのは大きな収穫でした。筆者は過去いろいろなMMOタイトルをプレイしてきて、強力なアイテムを手に入れるために指定された時間沸きのMobをクラン同士で奪いあう戦いなども経験した事がありますが、『ESO』はそういう縛りをしなくても自由気ままに遊べるという点でとても気に入っています。
《えれ子》
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