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【特集】『主人公が無言の名作ゲーム』10選

「沈黙は金、雄弁は銀」とは古くはヨーロッパで生まれた言葉、価値観です。喋らない主人公を採用した十の名作、十の主人公を皆様にご紹介致します。

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◆クロノ 『クロノトリガー』
開発元:スクウェアエニックス 開発年:1995年 機種:スーパーファミコン

――不朽の名作!
本作はタイムトラベルをテーマに壮大な世界観を持ち、ファイナルファンタジーシリーズの坂口博信氏がエグゼクティブプロデューサーを努めドラゴンクエストの堀井雄二氏がシナリオ監修をし漫画家の鳥山明氏がキャラクターデザインを手がけ「ドリームプロジェクト」と呼ばれた共同開発が話題になった歴史的名作です。本作では様々な仲間が居ますが主人公の「クロノ」は一切喋らず(名前も変更可能)プレイヤーが自身を投影しやすくもあり、なおかつゲームデザイン自体もテンポの早い戦闘を採用するなど非常に遊びやすく、やり込み要素まである当時のAAA級タイトルでした。その人気は後年ニンテンドーDSへの移植などが行われた点でも証明されています。ただし「クロノ」は通常喋らないのですが、実はある一定の条件を満たすとほんの少し喋る場面があるのを皆様はご存じでしょうか?ですので今回のチョイスでは若干反則気味ですがお許しを!

◆キッド 『Bastion』
開発元:Supergiant Games 開発年:2011年 機種:PC/PlayStation 4/Xbox 360

――災厄の先にあるものは
印象的で美しいアートワークを持つ本作の主人公「キッド」は白髪に赤いスカーフというデザインで、常に黄昏を帯びているような描かれ方をしています。また本作は「アクションRPGのストーリーテリングを再定義する」といううたい文句があり、例えば絶えず流れる老人のナレーションなど物語の描かれ方も非常にユニークです。ゲームプレイの方は爽快感のあるスピーディなアクションが楽しめます。PC版で有志による日本語化MODがあるのでご興味が湧きましたら是非一度プレイしてみて下さい。

◆ゴードン・フリーマン 『Half-Life』
開発元:Valve Software 開発年:1998年 機種:PC/PlayStation 2

――最強の物理学者!
喋らない主人公といって欠かすことの出来ない存在といえば「ゴードン・フリーマン」です。本作ではMIT卒という経歴を持ち「ブラックメサ研究所」という施設で働き始めるところから始まります。ところが研究所での実験により異常事態が発生し…という展開を持つ本作は50以上もの受賞を獲得した海外制作の歴史的作品と言えるでしょう。ただしオープニングで無声のモノローグが数行あるので今回の記事では少し反則気味の選択となりましたことバール片手にお詫び致します…!

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

いかがでしたか?その他今回は取り扱いませんでしたが喋らない主人公は『Grand Theft Auto III』の「クロード」なども居ますし(以降の主人公は喋りまくるようになったのでかえって貴重です)皆さんも喋らない主人公採用作品でオススメの作品があればSNSやコメント欄で是非お教え願えれば幸いです。なお『S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl』のマー君こと「Marked One」はたった一言「北へ…」とカットシーンで言ってしまうので外し『BioShock』のジャックもまたオープニングで声付きモノローグを行うので除外しました点におかれましてはマカロフとレンチ片手にお詫び致します…それでは皆様、時には雄弁に語りまた時には寡黙に振る舞う楽しきゲームライフを!
《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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