制作の苦労を住田氏に聞くと、実写作品はシナリオを作って、撮影して、編集して初号…、とその時々の状態が分かりやすいのですが、ゲームは作れば作るほど形が見えてくるという進行だったので、最初はぼんやりしており、完成が見えるまでに時間がかかったそうです。一方で、ゲーム制作は色んなフィードバックを活かして修正する事もできるので、『Freak Out -Play Tag-』というタイトル名でTGS 2016に出展していたバージョンから、出展時にはなかったマップ機能を追加し、主人公の歩くスピードも調整しているとのこと。キャラクターのアニメーションはこだわっている部分で、つまずいたり、振り向いたりといった細かな動きをイベント単位で丁寧にデザインしているのだとか。キャラクターには表情や目がないことで独特の雰囲気があるのもポイントです。