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『ドラクエXI』堀井雄二×鳥山明×すぎやまこういちの“史上初座談会”が実現─制作の裏話を赤裸々に語る

スクウェア・エニックスは、PS4/3DSソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の公式サイトを更新しました。

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『ドラクエXI』堀井雄二×鳥山明×すぎやまこういちの“史上初座談会”が実現─制作の裏話を赤裸々に語る
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スクウェア・エニックスは、PS4/3DSソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の公式サイトを更新しました。

国民的な人気を誇るRPGシリーズの最新作となる『ドラゴンクエストXI』(以下、ドラクエXI)は、PS4版と3DS版で異なるグラフィック表現を採用。「最新のドラゴンクエスト」と「なつかしのドラゴンクエスト」を、2つのハードでそれぞれ楽しむことができます。

そんな本作の公式サイトがこのたび更新され、3DS版の特徴を掲載。3Dモードと2Dモードの違いすれちがい通信で楽しめる要素などをお披露目しました。

また、本シリーズに欠かせない堀井雄二氏(ゲームデザイン&シナリオ)、鳥山明氏(キャラクターデザイン)、すぎやまこういち氏(音楽)による「BIG3座談会 導かれ氏優者たちの冒険記」も公開。この3人が集まって『ドラゴンクエスト』について語るのは、今回が初となります。

シリーズの新たなスタートとなる本作は、街の曲やフィールドの曲など全て刷新。そのため、すぎやま氏の曲作りもかなりの数にのぼったとのこと。すぎやま氏はすでに、シリーズ通して400曲ほど書いており、ここから更に「新しい曲」を、しかも「分かりやすく曲」という注文に応える形で生み出さなければならず、「“えらいこっちゃ”と思いました」と制作の苦労を垣間見せます。

また、決められた枠組みの中で新たなものを生み出す苦労は、鳥山氏も直面しており、主人公のデザインについて「僕の中で“いいヤツ”のバリエーションは、もう『ドラクエIII』くらいで尽きていますね」と、主人公を生み出し続ける難しさを語りました。

PS4と3DSという2つのハードで展開する点にも触れており、それぞれ別のチームが制作に当たっていたと明かす堀井氏は、PS4版、3DSの3Dモードおよび2Dモード、それぞれでマップも異なっているため、「全然別のものを作っている感じです」とコメント。これまでにないゲーム作りは、想像を超える苦難の道のりだった模様です。

より詳しく座談会をチェックしたい方は、公式サイトにアクセスしてみてください。

■「BIG3座談会 導かれ氏優者たちの冒険記」
URL:http://www.dq11.jp/talk/index.html

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は2017年7月29日発売予定。価格は、PS4版が8,980円(税抜)、3DS版が5,980円(税抜)です。

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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