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日本初のゲーム専用AI会社が設立―『がんばれ森川君2号』の森川幸人氏が代表取締役

『がんばれ森川君2号』などのゲーム作品を手掛けた事で知られる森川幸人氏が、ゲーム専用AI会社であるモリカトロン株式会社を設立しました。

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日本初のゲーム専用AI会社が設立―『がんばれ森川君2号』の森川幸人氏が代表取締役
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『がんばれ森川君2号』などのゲーム作品を手掛けた事で知られる森川幸人氏が、ゲーム専用AI会社であるモリカトロン株式会社を設立しました。

森川幸人氏は、20年以上ゲーム専用AIの研究開発を行っており、『がんばれ森川君2号』『ジャンピングフラッシュ!』『ここ掘れ!プッカ』『アストロノーカ』『くまうた』などのAI搭載の作品を世に贈り出してきました。

この度、同氏は、AI開発のノウハウや実績を活かして日本初のゲーム専用AI会社を設立。この会社では、様々なゲーム向けAIのコンサルティングから設計、開発、運用までを請負うゲームAI研究開発事業を行います。

ちなみに、会社名である「モリカトロン」は、最初のAIのモデルと言われている「パーセプトロン」へのリスペクトと、森川幸人氏を中心にいずれオリジナルのAIを作りたいという想いから、ふたつの名前を合体させたとのこと。

同氏の就任メッセージやモリカトロン株式会社の事業内容の詳細は以下の通りです。

【森川幸人より就任のメッセージ】

ゲームの世界に生きるキャラクターたちが、人間のように考える頭と、感じる心を持っていて、まるで私たちの友達やペット、家族や伴侶のように側にいて、一緒に遊んでくれたら、どんなに楽しいことでしょう。

あらかじめ決められた言葉や行動ではなく、私たちが楽しい時にそれを感じて一緒に笑い、悲しい時にはそれを知って励ましの言葉をかけてくれたり、キャラクターと心を交わせたら、どんなに嬉しいことでしょう。

そんな思いを実現してくれるのがゲームAIです。

ゲームAIは、キャラクターに「こころ」を与えるだけなく、ゲーム世界自身も創り出す能力があります。まるでゲーム開発者のように、ゲームを企画し、プログラムし、デザインする力さえ持っています。

目指すのは、ゲームをもっと豊かに、もっと楽しくしてくれる、そんなワクワクするAIです。

我々は、まだ見ぬ世界をわたしたちに見せてくれるだろうゲームAIのパワーに魅せられて、是非、このワクワクする体験をみなさんと共有したいと考え、日本初のゲームに特化したAIの設計と開発をする会社を発足させました。


我が社の「モリカトロン」がこれから100年先も、皆さんと共にあることを願って。

■モリカトロン株式会社で提供するゲームAIについて

1.キャラクター会話AI

キャラクターの自然会話を自動生成します。

2.パラメータ、バランス調整AI

キャラクターや武器、アイテムのパラメータなどの最適な値を自動生成します。

3.メタAI

ゲーム全体を監視して、敵の強弱、出現率、イベント発生などを制御し,ゲームバランスの自動調整を行います

3.自動生成AI

ゲームフィールドの地形や草木などのオブジェクトを自動生成し、適切に配置します。
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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