ロシアの都市サンクトペテルブルクにある、ソビエトアーケード博物館を訪れる機会がありましたので、写真でご紹介します。ソビエトアーケード博物館は、1991年まで存在したソビエト連邦時代に民衆に楽しまれていたアーケードゲームを展示する博物館。半数ほどは実際に今でも稼働していて、それらは当時の硬貨(15カペイカ)を使って実際にプレイできます。館内にはおしゃれなカフェスペースもあり、リラックスできる空間になっています。マッチ箱に入れて渡されるソビエト時代の硬貨電源の入っている筐体は実際にプレイが可能おしゃれなカフェスペースめちゃくちゃ高難易度の射撃ゲーム覗き込んでプレイする潜水艦ゲームロシア民話「おおきなかぶ」をテーマにしたゲーム。硬貨を入れて、うんとこしょ……と引っ張ると何kgかが表示されるどれもゲームとしてのクオリティは、おそらく当時(1970~80年代)としても西側諸国と比べて低く、今遊んで面白いと思えるようなものはほとんどありません。しかし鉄のカーテンの向こうでどんなゲームが遊ばれていたのか、興味がある方は市内観光をする際にでも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。