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『十三機兵防衛圏』で話題のヴァニラウェアの歩みは名作・良作の積み重ね! 『グリムグリモア』から最新作まで振り返り─先着購入特典はなぜ『プリンセスクラウン』?

『十三機兵防衛圏』の開発を手がけたヴァニラウェアは、これまでも数多くの魅力溢れるタイトルを生み出してきました。最新作の発売を記念し、その歩みを振り返ってみませんか?

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◆時代を先取りし、新たな刺激を提供した『グランナイツヒストリー』



これまで、シミュレーションやアクションの要素が強い作品を展開してきたヴァニラウェアですが、2011年9月1日に発売した『グランナイツヒストリー』では、更に新たなジャンルへと挑みます。

本作のジャンルは、3国の戦争を描いたファンタジーRPGとなります。シミュレーションでバトルといえば『グリムグリモア』がありますが、あちらはRTSが主軸。本作のバトルはターン制なので、プレイ感は大きく異なります。


騎士見習いを立派な騎士へと育てあげ、戦地へと送り出す。育成とターン制バトルが折り重なる本作は、RPGの醍醐味がぎゅっと詰まった作品と言えるでしょう。無論、ヴァニラウェアならではのグラフィックも素晴らしく、戦争を描きながらもどこか寓話的な雰囲気は、本作独特の魅力を放っています。

そして本作を語る上で、ネットワーク上で展開する「戦争パート」の存在は外せません。インターネットに繋げることで、過酷な戦場をプレイヤー間で共有。仲間の騎士団と共に、領土拡大を目指す激戦へと挑むことができます。


サーバと同期しているので、「戦争パート」の詳細はリアルタイムに変化。幾人ものプレイヤーが参加する規模の戦争に、自分の騎士団が影響を及ぼす──その興奮は、オンラインでしか味わえない醍醐味に他なりません。

昨今のスマホゲームではこういったスタイルの作品も見られますが、当時のコンシューマゲームでは珍しい存在でした。しかも、オンラインプレイのハードルが低く、手軽に遊べたのも魅力的。時代を先駆けたPSPソフトと言える1作です。


そんな『グランナイツヒストリー』の最も大きな問題・・・というか残念な点は、ネットワークサービスが既に終了しており、オンラインプレイが楽しめないことでしょう。とはいえ、オンラインサービスはいつか終わるもの。気になるゲームは悔いのないようにプレイした方がいいと、教えてくれるゲームでもありました。

◆ストイックに味わう一人旅も、仲間とワイワイ遊ぶ楽しさも! ベルトスクロールACTに挑んだ『ドラゴンズクラウン』



剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、冒険者たちが強敵との戦いに挑むアクション性のあるゲーム。ヴァニラウェアの魅力をこれでもかと詰めこんだような『ドラゴンズクラウン』が、2013年7月25日に発売されました。

同社のアクションゲームは、『オーディンスフィア』や『朧村正』など、いずれも横スクロールタイプでした。しかし『ドラゴンズクラウン』は、ベルトスクロールアクション。同じアクションというジャンルでも、また新たな道を切り開く挑戦へと挑みます。


これまでのアクションと大きく違う点は、多人数協力プレイができること。オンラインプレイのみならず、ローカルでも可能なので、集まってワイワイ遊ぶといった昔ながらのスタイルが楽しめる貴重な作品です。


そのプレイスタイル自体、ベルトスクロール系の特徴とも言えますが、このジャンルの新作は昨今なかなか登場しません。その事情は2013年当時も変わりなかったので、ベルトスクロールACT好きにとっても『ドラゴンズクラウン』は待望のタイトルでした。


TRPGやゲームブックを思わせる語り口調に導かれ、よりよい装備を身につけるハクスラ的な楽しみも味わいつつ、時には仲間と共に、時には己の腕だけを信じてダンジョンへと挑む。この力強い遊びとヴァニラウェアの相性は、非常に良好でした。


その反響に応えてくれたのか、PS4版となる『ドラゴンズクラウン・プロ』が2018年2月8日に登場。最新機種でも遊べるようになり、プレイ環境と手段が更に向上しました。「『ヴァニラウェア』が手がけた最新のアクションが遊びたい!」という方は、この『ドラゴンズクラウン・プロ』をお勧めします。




今回は、ヴァニラウェアが開発に携わった作品群を、駆け足ながら紹介させていただきました。いずれも個性的な作品で、相性が合うジャンルならば腰を据えて遊んでも損のないものばかりです。

とはいえ、まずは『十三機兵防衛圏』のプレイ予定でスケジュールが埋まっていることと思います。そちらのプレイが一段落した暁には、ヴァニラウェアの歴代作に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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《臥待 弦》
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