任天堂は、2020年3月期 第3四半期決算説明会のプレゼンテーション資料を公開しました。説明会では、同社の業績を力強く支えているニンテンドースイッチ以外にも、様々なサービスや展開について言及しています。国内初の直営オフィシャルストア「Nintendo TOKYO」が、渋谷PARCOにて2019年11月にオープンしましたが、年齢層を問わぬ人気ぶりを博しているとのこと。業績へのインパクトは大きくないとしながらも、「同社の魅力を発信する拠点として、効果は高いと期待しています」とコメントしました。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで公開予定の「SUPER NINTENDO WORLD」にも触れ、「マリオカート」や「ヨッシー」をテーマにしたライド・アトラクション、「パワーアップバンド」と呼ばれる専用アイテムを用いた様々な “アソビ体験”などを提案すると説明。こちらも、「任天堂IPに触れる人口の拡大」を目指す動きの一環となります。家庭用ゲーム機以外のソフトウェアでは、スマートデバイス方面の躍進も続いており、これまで『スーパーマリオ ラン』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』などのゲームアプリを配信してきました。今回の説明会では、2019年9月にリリースされたばかりの『マリオカート ツアー』についてコメント。本作は、同社のアプリの中でも最大規模のローンチを記録し、その後も順調に推移。幅広い層のユーザーが、継続的にプレイしていると報告しました。また、「女性のお客様が4割近くを占めている」とも明かし、男女を問わぬ人気ぶりも露わとしています。説明会の内容を記したプレゼンテーション資料は、任天堂の公式サイトにて閲覧可能です。詳細をチェックしたい方は、そちらをご覧ください。■2020年3月期 第3四半期決算説明会 プレゼンテーション資料(pdf)https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200131_2.pdf
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