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体験版『ペルソナ5 スクランブル』新キャラ「ソフィア」との出会いやシリーズ初のアクションRPGの手触りをチェック!「ジオ」が範囲攻撃に【プレイレポ】

『ペルソナ5』の要素などは、果たしてどのような形で受け継がれているのか。更に、本作独自のシステムなどにも迫りつつ、そのプレイ感をお届けします。

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◆『ペルソナ5』の要素を、様々な形で取り入れている『P5S』! 単体攻撃は範囲攻撃へと変化



『P5S』は、シリーズ初となるアクションRPG。まずは、本作のバトルにおける様々な要素をチェックしていきます。基本となるのは、通常攻撃と特殊攻撃(コンボによって、ペルソナの攻撃にも変化)の組み合わせが、基本的なダメージ源となります。打ち上げた後に連続攻撃、といったアクションも可能。加えて、回避やジャンプなどがあり、キャラクターの動き自体もかなりスピーディです。


本シリーズで外せない最も大きな要素と言えば、やはりペルソナ。本作では、R1長押し+○ボタンで、ペルソナスキルを発動させることができます。発動する際、SPもしくはHPを消費するので、リソースの管理も重要です。

本作のペルソナスキルにも属性があり、敵の弱点を突くと大ダメージが与えられる上に、ダウンゲージを削る効果も。弱点の属性を選ぶと、属性アイコンに「WEAK」の文字がつくので、一目で分かります。

また、R1長押しと十字キーの組み合わせで、ペルソナをチェンジ。ペルソナのスキル選択時や、ペルソナチェンジの際、バトルが一時中断されるので、慌てて選択する必要はありません。バトル自体はリアルタイムですが、スキル選択などのコマンドはゆっくり選べるので、RPGファンもご安心を。それでもバトルが難しい時は、難易度「easy」を選ぶのもひとつの手です。


ダウンゲージを削りきってダウンした敵には、「総攻撃」が可能。周囲の敵も巻き込んでダメージを与えられるので、弱点が狙いやすい敵をダウンさせ、周囲の敵を一網打尽! といった戦いが有効です。ちなみにダウンゲージは、テクニカル(各バッドステータスに対応したスキルを当てると発生)やクリティカルなどの攻撃でも削れるので、各要素をしっかり活用したいところ。


また、このダウンゲージを複数持つ敵も存在します。ダウンまでの道のりはその分長くなりますが、ゲージをひとつ削ると「1MORE」が発生し、更に攻撃を加えることができます。『ペルソナ5』でもバトルの鍵を握った「1MORE」、アクションRPGである『P5S』でも、追加攻撃の形でゲーム性に取り入れられています。



ボタンひとつで特定の場所に素早く移動できる「ファントムムーヴ」は、怪盗団らしい立ち回りのひとつ。カバー状態も得られる上に、ここで△ボタンを押すと、攻撃や移動など様々な特殊アクションを繰り出すことができます。それぞれの使い道を熟知しておくと、困った時に役立つことでしょう。


『P5S』でも、銃撃は健在。L1長押し中にR1で銃を撃ちます。銃撃が弱点の敵もいるので、その時はダウンゲージ削りにも一役買います。ちなみに弾数の制限はあるものの、バトルが終わるごとに補充されるので、有用な時は惜しみなくガンガン使ってよさそうです。


この他にも、バトルを通じて溜まっていくゲージがMAX状態の時に発動できる必殺技や、経験値を貯めることでパラメータの成長や新スキルが習得できるペルソナたちのレベルアップ、各キャラクターを使い続けることで追加アクションが得られる「マスターアーツ」など、切り札から戦闘を経た育成まで、多彩な要素が『P5S』のプレイを盛り上げてくれます。

ちなみに、消費アイテム(HP回復など)は、バトル中でも使用可能。アイテム使用もペルソナスキルやチェンジと同じく、戦闘が停止状態になるので、焦ることなく使えます。


このような各種要素が相まって展開する『P5S』のバトルは、とにかくスピーディ。怪盗団らしく、その動きはスタイリッシュかつ軽快なので、攻撃・移動ともにサクサクと行えます。通常移動も決して遅くない上にダッシュもあり、「遅い」「重い」といった面のストレスとはほぼ無縁です。


今回はジョーカーだけのプレイですが、武器の見た目に反して、攻撃範囲も広め。また、「ジオ」や「エイハ」、「スラッシュ」など、『ペルソナ5』では単体攻撃だったペルソナスキルが、本作では範囲攻撃に。ジャンルに合わせた変化が見られます。


動きのスムーズさに加え、広い攻撃範囲、ファントムムーヴからの広範囲攻撃などもあるため、多数の敵を少数で圧倒するバトルが全体的に展開します。前述した通り、ペルソナスキルやチェンジ、アイテム使用は時間が止まるため、効果的な一撃や戦局の立て直しもやりやすく、まったくアクションに慣れていないといった方を除けば、間口はかなり広いゲームだと感じました。

そのため、歯応えのあるアクションを求めている人にとっては、やや物足りないかもしれません。今回はノーマルの難易度でプレイしましたが、ボスを相手にしても追いつめられるような局面はなく、主人公たちの圧倒的な力を見せつけた、といった感触でした。

今回のプレイ範囲はあくまで序盤のみなので、今後手強くなってくると思いますが、少なくとも体験版の現時点では、テクニカルな楽しさよりも、気軽に戦える爽快感に寄った調整になっています。この点が気になる人は、難易度「ハード」で挑むのがいいかもしれません。


そして個人的に気になったのは、攻撃の軽さです。スピーディな分、ひとつひとつのアクションも早いため、攻撃そのものの手応えはちょっと軽く感じました。敵を倒すのも無論気持ちいいものですが、一撃を当てる心地よさがもう少しあれば嬉しいのに、と思いながらのプレイでした。

とはいえ、手応えを出すために重みを加えると、今度はスタイリッシュさが損なわれると予想できます。なので、「明らかにこうした方がいい!」という話ではありませんが、多数の敵を撃破する爽快感を重視した分だけ、攻撃そのものの達成感はやや薄目、といった印象を受けました。


少しだけ引っかかった部分もありますが、『ペルソナ5』のキャラクターを直接操作できるアクションバトルは、やはり唯一無二の魅力。コマンドRPGに慣れているユーザーに向け、スキル選択やアイテム使用にはゆとりがあるのも、RPGが主軸のシリーズらしい心遣いでしょう。


そして製品版では更に、ストーリー進行やバトルによって解禁され、怪盗団全員に影響する強化「BAND」や、操作キャラを変更できる「バトンタッチ」、ペルソナの「合体」、「ペルソナポイント」や「スキルカード」を使うペルソナの強化、食材を使って作る「料理」といった要素なども用意されています。ナビを除く怪盗団のメンバーを操作できるのも、製品版の特権です。


バトルの軽さは好みの問題でもありますし、ソフィアが今後どうなっていくのか、他の怪盗団はどんなアクションで楽しませてくれるのか、製品版への期待がより膨らむ体験版プレイとなりました。本作の発売日は2月20日。プレイするか悩んでいる方は、体験版に触れて判断してみるのもお勧めですよ!




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《臥待 弦》
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