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『風来のシレン5 plus』のRTAが底抜けに面白い!すぐ鉄火場になる抜群のテンポ、平日夜の“ちょい潜り”でも満足できる極限状態を体験しないか

偉大な先輩風来人のように、鮮やかに攻略したい。

任天堂 Nintendo Switch
『風来のシレン5 plus』のRTAが底抜けに面白い!すぐ鉄火場になる抜群のテンポ、平日夜の“ちょい潜り”でも満足できる極限状態を体験しないか
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ニンテンドースイッチ/PC『不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス(以下、風来のシレン5 plus)』が発売されたのは、2020年12月3日のこと。「不思議のダンジョン」シリーズを愛する多くの風来人も、ストーリーやその後の追加ダンジョンをある程度クリアされたことと思います。

入るたびに姿を変えるダンジョン。ピンチをこれまでの知識と経験で乗り越えるカタルシス。想像の斜め上から襲い掛かる理不尽。そして倒れたら全てを失うという極限の緊張感。シリーズ特有の魅力は不変であり、多くのプレイヤーを虜にしてきました。

しかし、楽しい楽しい「不思議のダンジョン」にも1つ、大きな問題があります。それは、ガチでプレイすると1回の冒険が長時間になりがちということ。

まず序盤は、地道なアイテム稼ぎが重要です。敵が強くなる後半は、行動1つ1つが慎重になりがちですし、1歩ごとの罠チェックだって欠かせません。これらの行為はクリアを安定させるためには必要だと分かってはいるものの、「あー、寝る前に軽く潜るか」なんてプレイスタイルには全く向かないのです。ちょっと良い装備を拾ったら最後、そのまま死ぬまでガッツリとプレイして軽く朝を迎えます。

まとまった時間が取れる週末だけじゃなくて、平日もサクっとシレンを遊びたい…!そんなワガママな筆者が辿り着いた先が、いわゆるRTA(Real Time Attack)でした。これがもう、底抜けに面白いのなんの。今回は、この魅力を多くの風来人に届けたいと思います。

※以後、本記事はメインストーリークリア後に挑戦できる、「原始に続く穴」を対象に書いていきます。挑戦するダンジョンによって攻略の違いはありますが、根底の魅力はどれも同じ。お好みのダンジョンで試してみてください。

『風来のシレン5 plus』RTAはこんなに面白い!


魅力その1:とにかくテンポが良い



RTAはその名の通り、スタートからゴールまでのクリアタイムを競う競技です。そのため、通常プレイでは重要な序盤のアイテム稼ぎ、1歩ごとの罠チェックを行う時間的な余裕がありません。移動も歩きではなく、ダッシュが中心。最序盤やお店固定階といった重要なゾーンこそフロアを巡回しますが、それ以外は階段を見つけ次第、“即降り”が基本になります。

そのためプレイ開始から30分~1時間もすれば、モンスターは強えわ手持ちアイテムは少ねえわで、まさに阿鼻叫喚。あっというまに鉄火場となるでしょう。マゼルンが強くて合成できない、なんてのもよくある話です。


正直、アイテム運が悪ければすぐに力尽きます。しかし、通常プレイと比べれば時間が掛かっていないため心も折れにくく、「はい、次!」と気を取り直して再出発できるはず。このテンポの良さこそが、RTA最大の魅力だと個人的に感じています。

魅力その2:短時間、思いっきり集中できるのが心地良い



良いタイムを出そうとすると、当然急ぎますよね。そのため通常よりもプレイが雑になることでしょう。しょうもない場所にある罠を踏む。厄介な特殊能力持ちのモンスターに隣接してから「ヤベッ」ってなる。普段の倍以上のペースで、ピンチが襲いかかってきます。

そんな時、ベテランプレイヤーほど熟考して何かしらの策を実行するはず。しかしRTAに限って言えば、打開方法をウンウン唸っても好タイムは生まれません。逃げるのか、戦うのか。手持ちのアイテムから瞬時に判断して、行動に移すプレイが求められます。

これが非常に難しく、それでいて新鮮!相当な集中力を要し、頭の中が目の前の冒険でいっぱいになるのです。ランナーズハイに似た感覚を覚えるのは筆者だけでしょうか。

魅力その3:『風来のシレン5 plus』ならRTA環境を揃えるのがめちゃ簡単



RTAに挑戦する環境を整えるって意外と面倒。元々タイムを競うジャンルであれば結果画面をスクショするだけで済みますが、それ以外ならタイムを計測する準備が必要になり ます。画面上にタイマーを表示させたいということであれば別途PCが必要だったりして、ちょっと面倒ですよね。

その点、『風来のシレン5 plus』は設定から画面を「ライブ探索表示」に切り替えるだけなので、とっても簡単!RTAでもっとも重要なタイムが、いつでも表示されます。このお手軽さは一つの革命であり、「RTA面白そうだな…」と思い立ったらすぐに挑戦できます。これ、本当に神機能!今後のシリーズ作品でも、継続して欲しいと願っています。

『風来のシレン5 plus』RTAは、なんといってもギタンが重要!



さて、RTAで好タイムを出すために必要なアイテムは何でしょうか。「昼の盾」に「復活の草」…その他、欲しいアイテムはいくらでもありますが、中でも「金食い虫こん棒」は特筆すべき存在です。

手持ちの所持金「ギタン」を消費する代わりに、モンスターへ大ダメージを与えるこの武器。使い込むほど攻撃力と消費ギタンが高くなり、最終的には1回攻撃するたびに250ギタン消費しますが、他の合成効果と組み合わせれば深層モンスターさえ1撃で倒すほどの威力を誇ります。必然、クリアタイムも伸びやすくなるでしょう。

ただしギタンが尽きると、攻撃力はガクンと落ち込みます。破産したら、冒険は終わり。とてもピーキーな武器なのです。「金食い虫こん棒」を使いこなすには、大量のギタンが必要。でもそんな大金、どうやって…。


うん、泥棒(やる)っきゃないね!

店を見かけたら、まず「泥棒できねぇかな…」とアイテムや地形をチェック。可能と判断したら、一度手持ちのアイテムをすべて売却して現金化し、再度回収してとんずら!失敗=ゲームオーバーというシビアな賭けですが致し方なし。だって、泥棒しないと破産するんだもの。RTAは常に、泥棒と隣り合わせといっても良いのではないでしょうか。それほどハイリスクハイリターンな冒険が、あなたの挑戦を待っています。


だからこそ、安全に泥棒できる時は本当に幸せです。社会通念上、非常にマズいことを言っている気もします。



本作は2010年にDS版、2015年にPS Vitaが発売されており、すでに多くの先輩風来人が様々な偉業を達成してきました。攻略法もある程度確立され、ネット上にはまさに“宝”と呼ぶべき情報があちこちにあります。その研究と熱量には頭が上がりません。

筆者は初めて「原始に続く穴」を踏破した際、13時間ほど掛かりました。しかし早い方は約1時間半~2時間で踏破。さらにRTAばかりではなく、各種アイテムや直接攻撃すら制限してクリアされている方もいるようで…。レ、レベルが違いすぎる。

とはいえ、ちょっとした時間でもシレンが遊べるようになったので、RTAは筆者にとってお気に入りのプレイスタイルになっています。まだ40階ほどで力尽きてばかりなので、はやく踏破まで進みたい…!


今日もまた、序盤の神ツモにワクワクし、その先の凡ミスや理不尽な出来事(大抵自分が悪い)で命を散らすのでしょう。その度に「は?ふざけんなよ」「無理じゃーーーん!」「マッジ、ク●ゲー!」といった言葉を心の中で異種合成して、「んもう、大好き」と吐き出すのです。

やはり、シレンは最高に楽しい。いくらでも遊べます。新作の発表も、心よりお待ちしております。

ニンテンドースイッチ/PC『不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス』は発売中。価格はパッケージ版が3,980円(税抜)、ダウンロード版が2,709円(税抜)です。

《ねんね太郎》

また、お会いしましたね ねんね太郎

ゲームセンターとテレホーダイが生み出す濁流に、満面の笑みで身投げした雑食系ゲーマー。油断すると余裕で半日は寝てしまうため、スヌーズ機能が欠かせない。ゲーム以外の趣味は、モノを捨てること。

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