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『ドラゴンネスト2:エボリューション』プレイレポ―『NIKKE』『幻塔』手がける「Level Infinite」は名作MMORPGシリーズをどう“進化”させた?

2023年7月20日にグローバルリリースを迎えるスマートフォン向けMMORPG『ドラゴンネスト2:エボリューション』を先行プレイレポート。実際に触れてみて体験できた魅力をお伝えしていきます。

ゲーム プレイレポート
『ドラゴンネスト2:エボリューション』プレイレポ―『NIKKE』『幻塔』手がける「Level Infinite」は名作MMORPGシリーズをどう“進化”させた?
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2023年7月20日にグローバルリリースを迎えたスマートフォン向けMMORPG『ドラゴンネスト2:エボリューション』(以下「ドラネス2」)。本作は、2010年にサービスを開始してから現在も稼働中の人気PC向けオンラインゲーム『ドラゴンネスト』シリーズの最新作です。パブリッシングは中国の最大手Tencent Gamesのグローバルブランド「Level Infinite(レベルインフィニット)」が担当しています。

Level Infiniteといえば、『勝利の女神:NIKKE』『Tower of Fantasy(幻塔)』や『PUBG MOBILE』など、日本国内でも高い人気を誇るタイトルを多数打ち出してきました。

今回インサイドでは、そんな注目の新作ゲームを一足先に触れる機会をいただいたので、早速先行プレイレポートをお届けします!

【ドラゴンネスト2:エボリューション 】事前登録受付中!

◇ 「賢者の石」から始まる物語と冒険心をくすぐる『ドラゴンネスト』の世界

『ドラゴンネスト』の世界は、二柱の女神によって創造されたアルテイア大陸とミストランド大陸に二分されています。大陸間の争いを防ぐため、両大陸を隔てる巨大石碑の扉「モノリスの扉」は永らく封印されていましたが、本作ではその封印が解かれてしまい、再び世界に混乱が訪れようとしています。

物語ではその危機的な状況の最中、世界の命運を握る預言者が暗黒に侵食されてしまったので、預言者を救うために「賢者の石」を探し求めているところから始まります。

冒頭で念願の石を入手するも、その使い方が分からないため、主人公(プレイヤー)は仲間たちの助言に従って大陸中を奔走していくことになる...というのがおおまかなストーリー。操作説明を取り入れたプロローグ部分からハイテンポにシナリオが進んでいきますが、実は『ドラゴンネスト』シリーズは世界設定がかなり緻密な作りです

その証に、公式サイトにはなんと編年史まで用意されています。あらかじめ物語背景を頭に入れておくと、神話の延長線上にあるような世界が楽しめることでしょう。

作中でプレイヤーが旅をするのはアルテイア大陸。自然豊かな平野が広がる「キャデラック」、冒険者が集う街「セントヘイブン」、湖水に囲まれた「レイクアイランド」など、いずれも広々としたロケーションの数々を物語と共に巡っていきます。

フィールド内はコントラストが強めの鮮やかな色づくりが印象的で、カメラを太陽に向けてみるとフレアがきらめきゴーストも発生していました。そのせいか、冒険中は太陽光が刺す場所へカメラを向けたくなり、スクリーンショット映えするポイントも自然と探し求めてしまいます。

▲冒険の始まりをイメージした1枚。周囲のモンスターは攻撃を加えなければ戦闘にならない親切設計です。
▲フィルター機能を活用してちょっぴりエモーショナルな感じにしてみました。

どのエリアも歩き回ってみたくなるほど何かテーマ性のようなものが強調されているようで、未知の遺跡やオブジェクトの数々がワクワクさせてくれます。ストーリー進行やレベルに合わせて新たなエリアが解放されるので、“ファンタジーMMOらしい冒険感”がたっぷり楽しめるはずです。

ストーリーでは随所にムービーシーンが挿入され、シリーズ経験者なら「おっ?」と思えるキャラクターたちも複数登場しています。筆者はシリーズ未経験ではありますが、登場するなり圧倒的な強キャラ感を醸し出す一部の登場人物たちに「きっとシリーズお馴染みのキャラなんだな」と察しがつきました。

彼らがどのような立場で暗躍していて、何を目的に行動しているのかは、物語において注目のポイントでしょう。わかる人&わからない人のどちらにも、先の展開や人物に対する考察が捗りそうです。

◇ コンボが繋がるアクション性強めなバトルシステム

『ドラネス2』のバトルシステムはいわゆるアクションRPGのような感触です。キャラクターを動かして、通常攻撃やスキルを駆使し、モンスターのHPをリアルタイムに削って倒していきます。

MMORPGにしては比較的アクション寄りな戦闘システムと言えるでしょう。攻撃範囲内の敵はまとめてダメージを与えられますし、敵のスキルに対して緊急回避といった挙動も可能です。

バトルにおける操作性は直感的で、バーチャルパッドを用いたゲームを頻繁に遊ぶプレイヤーならすぐに馴染めるでしょう。敵に対して狙いが自動追従する「ロック」機能だけは、人によって好みが分かれるかもしれません。

筆者はオプションからロックをOFFにしてみましたが、自分の攻撃したい方向にスキルを放てるようになり、非常に快適でした。また、カメラの視点を自由に動かせる3Dビューと、左右移動だけに絞った2.5Dビューを自由に切り替えられるのはとても好印象です。

例えばダンジョンの入り組んだ箇所は2.5Dで戦い、広いボス戦エリアなら3Dというように、いつでも切り替えられます。もちろん状況に合わせずともプレイヤーの好みで選んでOK。

3Dはキャラクターの背中付近までカメラが接近できるため、臨場感の演出には一役買ってくれます。ただ、戦闘中に視界の広さをカバーしながら安定した視点で遊べるのはやはり2.5Dです。

バトルは攻撃を繋げていくと、コンボ数が加算されるアクションらしさも満載。一部の敵はHPの下にもう1本ゲージがあり、これを減らし切るとダウン状態にできます。

ダウンした敵は宙に浮かせてそのまま追撃可能なので、スキルにスキルを繋げるコンボ攻撃で一気に体力を削れる大チャンス。ここではスキルのクールタイムと、発動する順番がカギになる“スキル回し”が求められてきます。

スキル回しはボス戦にも有効です。攻撃スキルの合間にバフスキルを差し込んでみたり、通常攻撃に繋げてみたりと、自分なりに創意工夫を凝らしてスキルを回していく面白さがありました

ほかにもコンボの締めに「奥義スキル」を発動し、周囲の雑魚敵を一掃する爽快感も堪りませんね。

なお、ロールプレイ(役割)要素は体感的にそこまで強くなさそうです。ソロプレイでも楽しめますし、MMO初心者には優しい気がします

◇ 4つの職業と分岐する転職先

【ドラゴンネスト2:エボリューション 】4つの職業から 自由に選べる

『ドラネス2』では主に4つの職業が存在しています。

「ウォリアー」「アーチャー」「クレリック」「ソーサラー」と、ゲーム開始時点にキャラクタークリエイトと合わせて自由に選択できました。

職業は戦い方や操作感を見てから後々選び直しても良いでしょうし、見た目で選んでも良いでしょう。しかも、どの職種も豪華声優陣たちがボイスを収録しています

ですので、自分の好きな声優さんで選ぶのも全然アリです。筆者は岡咲美保さんの少年ボイスが好きなのでウォーリアーを選択しました。また、ここで選んだ職業を基に複数の「転職」先が用意され、自身のプレイスタイルをより特化させていけます。

初回転職時には「ウォーリアー」から斧を扱う職業(※ 剣も普通に使えます)「マーセナリー」へと転職。さらに次の転職先には「バーバリアン」か「デストロイヤー」の2択が差し迫っているという、実にパワフルさ全振りな転職ルートになりました。

本作はセーブデータも複数作れるようなので、いくつか掛け持ちして遊んでみるのも面白そうですね。

▲ウォーリアー(CV:岡咲美保)
▲アーチャー(CV:上坂すみれ)
▲クレリック・男性(CV:浪川大輔)
▲クレリック・女性(CV:高橋李依)
▲ソーサラー(CV:悠木碧)

◇ ほかにも遊び方は盛りだくさん!お気に入りのキャラクターと交流を深めることも……

メインストーリーはもちろんのこと、サブクエストでの寄り道から、自身のキャラクターを育成して高難度コンテンツに挑むといった遊び方もしっかり楽しめます。

また、本作はMMORPGですので、マルチプレイでのダンジョン攻略、ボスバトルにもぜひ触れてほしいところです。

▲メインヒロインだと筆者が勝手に思っているデカードさん(CV:前野智昭)

さらに、作中の魅力的なキャラクターたちとは親交を深めていくことできます。彼らと積極的に会話をしていき、依頼されたクエストの達成やプレゼントを贈ってあげると、“何か良いこと”がありそうです。

末長く親しまれている『ドラゴンネスト』というシリーズで新たな物語を紡ぐ本作。今回、試遊と作品の取材を並行していく中で、過去作のエッセンスを随所に散りばめたようなタイトルに仕上がっているのではないかと率直に感じられました。

【ドラゴンネスト2:エボリューション 】| 活気に満ちた魅力的な世界を体験!

MMORPGの基本を要所で抑えつつ、ライトプレイヤーでも遊びやすいカジュアルなゲーム進行なので、リリース後の盛り上がりにも期待が高まります。

過去『ドラゴンネスト』に熱中していた古参プレイヤーも、名前だけ聞いたことがある人たちも、ぜひLevel Infiniteがおくる新しい『ドラゴンネスト』に触れてみてはいかがでしょうか。

『ドラゴンネスト2:エボリューション』(App Store)
『ドラゴンネスト2:エボリューション』(Google Play)
《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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