『FFクリスタルクロニクル』は会場にて3つのステージとリアルタイムのオープニングムービーを見る事が出来ました。1人用ではGCコントローラーを使うようでそれ用の台も用意されていたみたいです。
ゲームは一言で言えばスクウェア版『ガントレット』。製品版では4種族の男女が選択可能ですがデモでは4人のキャラが使用できました。世界が有毒な霧に覆われてしまい、主人公たちはそれを防げる特殊な能力を持つクリスタルを探す旅に出ます。
デモのキャラクターはそれぞれLRで回転させて選択する形でアクションを選択してAで決定します。アクションにはアタック(通常の攻撃でキャラが持つ武器で攻撃する)、ディフェンス(防御する)、キュアー(体力を回復する)、ライフ(死んだキャラを復活させる)、ファイアー(魔法で攻撃)。魔法はAを押しつづけて溜めてから攻撃するみたいです。
アイテムはBボタンで拾います。コインのようなアイテムは直ぐに所持金に加わります。しかし、例えば扉を開けるために柱に置く「石のタブレット」などは運ばなくてはいけません。その間は、移動速度が落ちてアクションを使用することも出来なくなります。
『FFCC』ではマルチプレイヤーで遊んで貰う為の様々な要素があります。例えばクリスタルは1人のキャラしか運べません。それで運んでいる間は他のキャラが運んでいるキャラをサポートしていく必要があります。敵と出会ってしまった場合などは他のキャラに渡すことも出来ます。また他のRPGと違いバトル中も移動は自由なので1人のキャラは攻撃してもう1人は回復、もう1人はクリスタルを持っているなんて事も容易です。また力を合わせて攻撃する事も出来ます。
ゲームはやはり他のシリーズ作品との類似点はあまりありません。多少はありますがFFのファンを納得させるほどのものではないでしょう。しかし、マルチプレイヤーを好むなら十分に遊ぶ価値のあるゲームです。
デモは戦い、カギを見つけ、扉を開け、ボスと戦うという一直線のものでした。しかしもっと複雑なステージもある事を期待します。美しいグラフィックとリアルタイムムービーは大きなものを秘めています。スクウェアエニックスはこのデモがまだ最終的な物に達していなかった事を近い将来示すべきです。
以上です。うーん、微妙?
《土本学》
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