任天堂とセガは都内で『F-ZERO GX/AX』の体験取材会を開催しました。この体験会はテレビ回線でセガオブアメリカのあるサンフランシスコにも繋がって海外メディアも参加した形で行われたようです。体験会には任天堂から宮本茂氏と今村孝矢氏が、セガ・アミューズメントヴィジョンからは名越稔洋氏が出席しました。会見では宮本氏や名越氏からコラボレーションの成果を強調するコメントや、ゲームキューブとアーケードでのコネクティビティに関する説明が行われました。名越氏は「ヘンな言いかたかもしれないけど、自分は(F-ZERO)初代からのコアユーザーだったので、気分的には、その瞬間は『任天堂開発部の一員』だったつもり。セガらしさというのはアーケードと連動ができた点であり、あくまでコンテンツ(F-ZEROらしさ)がメイン」と話していたそうです。また宮本氏は「今回の『F-ZERO』はシリーズの完成版。名越さんとの仕事はとてもスムーズで楽しめました。これからも任天堂のソフトを愛してくれるクリエーターと、ゲーム愛でコラボレーションしていきたいですね」と充実したコラボレーションであった事をうかがわせるコメントも。気になる「すでに次の制作は始まっている」(宮本氏)というコメントもあったようです。会場では既に稼動中のAXと発売が迫っているGXが実際に展示されて盛り上がりを見せていたようです。