昨年末の値下げで好調な米国のゲームキューブですが、gameindustry.bizは「重要なサードパーティのゲームキューブサポートは静かに縮小している」という記事を掲載しました。
記事によれば、エレクトロニック・アーツとコードマスターズは開発中のサッカーゲーム『ユーロ2004』のゲームキューブ版の発売を中止する事を決定したそうです。これでコードマスターズは現在開発中のタイトルが無くなりました。
また、アイドスやアクレイムのようにルーカスアーツもゲームキューブ向けの開発を辞めたそうです。『スターウォーズ ローグスコードロン』のような大ヒットしたゲームを抱えているだけに任天堂には痛手かもしれません。
一方で、最大手のエレクトロニック・アーツはゲームキューブサポートは「強いまま」と『ハリーポッターとアズカバンの囚人』などの開発を続けていく意向を見せています。『スプリンターセル』最新作を予定しているユービーアイソフトもE3にて数タイトルを発表する予定です。
gameindustry.bizでは今後は日本の大手パブリッシャーからのサポートは変わらないが、欧米のパブリッシャーのサポートは今後更に縮小していくだろうと分析しています。
《土本学》
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