エンターブレインの浜村弘一社長は9日、オンラインゲームや携帯電話用コンテンツの登場でゲーム市場が分散化したことにより、これまでのやり方では今後ゲームソフトの売上高と実際の数値が一致しない可能性が出てくることを示唆しました。その上で浜村氏は、今後は家庭用ゲーム機向けソフトだけではなく、携帯電話用コンテンツやオンラインゲームなどもゲーム市場の集計対象にすべきとの見方を示しました。 エンターブレインによると、オンラインゲームの月額課金を含めた市場規模は03年が435億円で、ゲームソフトの価格6800円(税抜き)で計算すると600万本以上に上ります。今年の予想は590億円で、07年には1690億円に達する見通しだということです。