IGNによれば、経営危機に陥ってた米国の大手パブリッシャー、アクレイム・エンターテインメントが破産し、全社員を解雇したそうです。アクレイムは『テュロック』や『NBAジャム』などの人気タイトルがありました。アクレイムはナスダック上場で600人の社員を抱えていたパブリッシャーで、ニューヨークに本社を置き、オースティン、マンチェスター、チェルトナムなどに開発スタジオを持っていました。同社は存続を賭けてGMAC Commercial Financeからの融資の継続、もしくは他社から資金を調達することを試みていましたが不調に終わりました。アクレイムから9月上旬に発売予定だった『Juiced』・『The Red Star』・『Worms 3D』などは既に開発が完了していて、他のパブリッシャーから発売される公算が高そうです。アクレイムはNES、コモドーラー64、ジェネシスの時代から活躍していたパブリッシャーで、1997年にイグアナエンターテインメントが開発したN64『テュロック』の大ヒットで急成長を果たしました。同じくN64『エクストリームG』や『WWF Warzone』もヒットしました。N64では「ドリームチーム」の一員でした。しかし現行機種になってからは振るわず、『Dave Mirra Freestyle BMX』を開発していたZ-Axisがアクティビジョンに買収され、『Burnout』を開発していたクライテリオンがEAに買収され、シリーズがストップしました。また、『テュロック エボリューション』も成功させることができませんでした。
ギズモード、コタクなどを運営するGawker Mediaが破産申請、プライバシー侵害で150億円の訴訟 2016.6.12 Sun 16:15 ギズモード、コタクなどを運営するGawker Mediaが連邦破産法11…