エレクトロニック・アーツの最高経営責任者Larry Probst氏と最高財務責任者Warren Jenson氏は第3四半期の業績を発表するアナリスト向け会見で、今年もゲームソフトの価格下落傾向は続くが次世代ゲーム機になれば価格は上昇することになるだろう、と述べました。
「次世代機の一部のゲームにより高い価格を付けることになっても私は全く驚かない。少なくとも初期はそうなるだろう」とLarry Probst氏は述べました。次世代機では開発コストが更に上昇することは確実視されていて、それは価格にも反映されることになりそうです。
また、同氏は次世代機のシェア争いについて、「ソニーとマイクロソフトのシェアの差は今よりも小さくなるだろう」としました。任天堂の新型ゲーム機「レボリューション」については言及されませんでした。
EAが25日に発表した第3四半期業績は売上高が前年同期に比べて3.2%減少の14億2800万ドル、純利益も同4.2%減少の3億7500万ドルでした。2005年3月期決算は売上高が32億7600万ドル〜33億2500万ドルとなる見通しです。
(※「ソニーとマイクロソフトのシェアは今よりも」のくだりは「シェアの差は」の間違いでした)
《土本学》
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